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[OnGoing Re:View]Vol.26 ハウジングを装着したまま音声が収録できる「Action Mic for GoPro HERO Cameras」

2017-06-08 掲載

txt:松本敦 構成:編集部

SENNHEISERからGoPro用防水マイク登場!

マイクやヘッドホンでの定評のあるブランドSENNHEISER(ゼンハイザー)社からGoPro用のマイクが発売になるということで、早速試してみた。「Action Mic for GoPro HERO4 Cameras(=MKE 2 elements)」(以下:Action Mic)ということで、今回の製品は現行モデルのGoPro HERO5ではなくHERO4対応のものだということに注意(おそらく開発に時間がかかっている間にHERO5が発売になってしまったのでしょう)。

激しいアクションで諦めざるをえなかった「音声問題」をついに解決

いままでもいくつかGoPro用のマイクは各種メーカーから発売されていたものの、こちらの製品は「画期的な構造をしている」ということをまず初めに伝えたい。

どういうことかと言うと、アクションカムの構造としてマイク端子はあるものの、ケーブルを接続する際にはネイキッドフレームか、端子穴の空いたハウジングをつける必要があり、「音声収録をする際には防水、衝撃を避ける必要がある」という課題があった。筆者もGoProを使って数多くの映像を撮ってきたが、この音声問題は「そういうものだ」と割り切っていた部分は確かにある。今回紹介するAction Micは背面のハウジングにマイクを一体化したことによってその問題を解決した。

ハウジング一体型のAction Mic

同梱物は「マイク&端子付きの背面カバー」「スペーサー2種」。こちらの背面カバーを付け替えて使用する。

GoProのUSB端子にマイクに端子を接続する。ちなみにマイクに別途電池は必要なく、プラグインパワーで使用できるのも嬉しいポイント。

上記写真の青いスペーサーを外せば背面バッテリーなどを装着した状態でも使用が可能。

マイク部分は風除けを外すことで清掃も可能。上記構造を施すことで、防水・耐衝撃を損なわずに音声が収録できるということだ。

海辺でテストしてきた

夕暮れ前の江ノ島海外にてテスト撮影をしてきた。激しいアクションではないが、まずはサンプル映像をご覧いただこう。

当日、かなり強い風が吹いていたにも関わらず、Action Micを装着した素材はクリアに波の音を収録しながらも風の音は防いでくれた。今回のテストをまとめると以下の図のようになる。

いままで激しいアクションや水の中での撮影を諦めていた方にはぴったりのアイテムではないだろうか。ただ水の中では30分大丈夫だが、水深は1mまでとの注意があるのでダイビング等では使えないようなので、注意が必要。

期待を込めての改善点要望

今回使わせていただいてかなり良かったものの、気になった点をいくつか書かせていただく。

■1:背面ディスプレイが見えなくなる

今回使用したのがHERO4だったが、背面のカバーが黒だったためモニターが完全に隠れてしまう。スマホに接続すれば問題は解決するが、現場ですぐにアングルを確認したい時にはちょっと不便を感じてしまった。

■2:風よけの毛がよく落ちる

音質向上のためにAction Micの風よけはよくあるスポンジではなく、毛が埋め込まれたタイプ。これは他の製品にも当てはまるが、毛がすごく落ちた。 今回テストで海に入れた時に砂がまみれて家で外して洗ったが、「軽く髭剃りをしたレベル」で毛が落ちてしまった。些細なポイントかもしれないが、もし音質に問題なければスポンジの方がありがたいかなと思った。

■3:ぜひともHERO5用の製品開発を!

最後に言いたいのはやはりこれ。現行のHERO5はハウジングなしで音声は収録できるものの、風切り音はどうしても拾ってしまうなどの課題は実際にある。現行のHERO5はHERO4のハウジングに比べると堅牢性は低くなるので、もしかしたら今回のように背面だけ交換するのではなく、ハウジングごと開発してしまう方が良さそうな気もする。

以上、改善点も挙げさせていただいたが、シンプルな設計でありながらGoProのメリットをあますところなく飛躍させてくれる素敵なアイテムだと思う。というわけで是非ともHERO5用の発売の検討もお願いいたします!


WRITER PROFILE

松本敦 映像クリエイター。企業VPからスポーツイベント撮影まで幅広く手がける。アクションカムやドローンなどの特殊ガジェット好き。


[ Writer : 松本敦 ]
[ DATE : 2017-06-08 ]
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