Vol.113 文化活動に関する助成金
2020-09-14 掲載

txt:ふるいちやすし 構成:編集部
コロナ禍で出てきた助成金
皆さん、各種給付金は無事にお手元に届いただろうか?
それとは別に、今回は「助成金」のお話。給付金と助成金は、なんとなく似ているようで、実は根本的に全く違う。端的に言ってしまうと給付金は過去の事柄、つまりコロナのお陰で困った状態に陥っているかを証明できれば頂けるものだ。それに対し助成金はこれから未来に向けて何かを起こそうとしている、そのことに対して助成しようというもの。
それもそのつもりだけではダメで、申請の時に出した企画通りのことが実際に行われた後で、支払われるというものだ。その分、申請のハードルも高く、実際にはその企画をやり遂げるだけの元手がなければならないということになる。だから相当な覚悟がないと申請できない。今まではその申請者はほとんどの場合、法人でなければならなかったし、現実的には申請自体、行政書士にお願いするしかないようなものだった。
実は数年前に映画製作のための助成金説明会があると聞いて参加したことがあったのだが、3000万円の計画で1500万円の自己資金がある場合、後の1500万円は助成しますといったもので、案の定、それまでの助成実績には名だたるメジャー映画製作会社が並んでいた。多少白け気味に会場を後にしたことを覚えている。そんなもんだから私のようにプチシネを作っている人間やフリーランスの人のほとんどが「どうせ無理だろう」と関心も示さない。
ところが、今回のコロナ禍の中で出てきた助成金、中でも文化活動に関するものは、思いっきりハードルが下げられている。まず、対象がフリーランスでも可能となり、ご丁寧に「活動の幅を拡げるための機材や勉強」などの例まで挙げられている。
しかも中には前払い可能なものまである。そうなるとフリーランス達がいろめき立つのも無理はない。私の周りでも何人ものクリエイター達が申請に乗り出し、また、その方法をレクチャーしてくれるYouTube動画まで出回っている。
私も文化芸術活動の継続支援事業という文化庁の助成金を使って、中断している映画の継続資金に充てようと思ったのだが、舞台が沖縄であること、その沖縄が緊急事態宣言を発令し、増してやGoToトラベルからも外されてしまうほど危険視されている東京から乗り込むなんて、とても無理。しかもこの助成金、実行期日が10月ということから、残念ながら申請を諦めてしまった。
後にお世話になっている行政書士さんにこのことを話すと賢明な判断だったと言ってくれた。今、助成金を申請したものの、コロナの影響で実行出来ずに困り果てている事例が多々あるということだ。手付かずのものならまだいいが、助成金を当て込んで始めてしまっているプロジェクトは地獄を見ているというのだ。
先払いにしても後払いにしても、要は申請通りちゃんと実行しなければならないということを肝に命じてほしい。そのせいなのかどうかはわからないが、前述の助成金の申請数は予測を大きく下回り、9月にも第三次募集があるという。実行までに2か月しかないが、しっかりした計画でこれを役立ててほしい。それでも果敢に挑戦しようとしている人達の中で、特に目立つのがやはり映像配信事業だ。
今はちょっとしたバブル状態で機材も人も足りていないようだが、分野違いの私にまで仕事が来るようになって、慌てて対応している状態だ。更に私が元々音楽家であったこともあり、ライブハウスや音楽スタジオから相談を受けることが後を絶たない。
中には、助成金で機材が買えるのなら、という安直な考えで始めようとしている所も多々あるが、映像や配信もしっかりとした技術と経験が必要な仕事だ。当たり前だが新規事業として始めるのなら、しっかりとした準備とスタッフを揃えて始めるべきだろう。
また、配信自体がまだまだ発展途中ということもあり、機材さえ揃えば簡単に始められるというものでもない。スマホで一般の方が個人的にやっているレベルなら問題ないが、特にビジネスの現場で行われる配信や会議においては、回線の問題も含めてかなりの知識と経験が必要で、私もその部分は専門スタッフと組んで仕事をしている。その専門スタッフをもってしても、各地で様々なトラブルが起きているというからゾッとする。これを有料サービスとして、また、やり直しのきかないライブ配信となると、すぐに責任、賠償問題へと発展するのは目に見えている。
音楽レコーディングスタジオからのライブ配信

先日、東京・杉並にある“ECHO & CLOUD(エコー・アンド・クラウド)”という音楽レコーディングスタジオからのライブ配信の仕事をしてきた。実はここを運営しているのが私の古くからの音楽仲間で、ここもまた配信事業を展開しようということで相談を受けている。旧友ということもあり、時に厳しく、丁寧に相談に乗っているのだが、助成金も申請したばかりで、まだ機材も揃っていない。
そこで今回は我々が乗り込んで、彼が勉強する機会にしてもらおうと思ったのだ。カメラは2台というシンプルなものだったが、それでも次々に運び込まれる機材の多さと、セッティングの煩雑さに目を丸くしていた。結論から言うと、彼がもし配信事業をやろうとするなら、少なくともカメラは全てフィックスにし、その他のモニター・音声環境も常時セッティングが完了している状態でやるのが現実的だろうと思う。それができればコストも時間も抑えられるし、利用者にとっても魅力的な場所になるだろう。

なんといってもこのスタジオは、ロケーションが素晴らしい。余裕のあるスペースに年代物のピアノやオルガンが置かれ、高い天井に、窓の外では豊かな緑が風に揺れる。本当に映画のシーンでも使いたくなるような美しい空間だ。彼にはぜひスマートなスタイルのまま配信設備を完成させてほしいと思う。
その広いスタジオをもってしても、問題は起きた。撮影の画角だけはギリギリなんとかソーシャルディスタンスが取れたが、バックステージは打ち合わせよりずいぶん多くの人が押し寄せ、時には密を避けられないような状態にさえなってしまっていた。こういった現場は他にもあった。表向きだけはディスタンスをキープするが、バックステージまでは考えない。
この辺りは制作側のミスだと思うし、今後も起こりうる問題だと感じた。私個人としては演技中のソーシャルディスタンスには否定的ではあるが、その分、事故を起こさないためにやれる事はしっかりやらないといけないと考えている。
また、技術的なトラブルとしては、一部でZoomを取り入れた多元トークショーが行われたのだが、そのプランには使い慣れたZoomというツールに対する油断があった。いうまでもなく、Zoomは会議用のツールであって、こちらの映像と音声を送出するためのものだ。そこから相手の音声だけを抜き出して、複数の演者がモニターする必要があると突然言われた。
同行していた専門スタッフの機転でシステムを組み直し、イヤホンを人数分買いに走り、なんとか事なきを得たが、一般の人が普段何気なく使っているツールでも、ある一線を越えると急に難題になることがある。打ち合わせ段階でシステムも含めて内容をしっかり決めておかないと大変なことになってしまう。
このように、ライブがダメだから、助成金が出るからという理由だけで、じゃあ配信で!ということではいけない。明らかに世の中は変わったし、機材やソフトが成熟している状態ではない。なんとか新たな事業として成立していってほしいが、覚悟を決めて取り組んでもらいたいし、そこで我々専門家が提供できる経験値や知識は、今とても重要なものだと思う。
もちろん我々ももっと経験を積まなくてはいけないし、勉強しなくてはいけない。一方でスイッチャーやキャプチャーボードが品薄になるくらい売れまくっている今の状況が空恐ろしくも感じるのだが…。
WRITER PROFILE
ふるいちやすし
自身で脚本、監督、撮影から編集、音楽までもこなすマルチプレーヤー。
[ Writer :
ふるいちやすし
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[ DATE : 2020-09-14 ]
[ TAG : 東京Petit-Cine協会]
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染瀬直人 映像作家、写真家、VRコンテンツ・クリエイター。2014年、ソニーイメージングギャラリー銀座にて、VRコンテンツの作品展「TOKYO VIRTUAL REALITY」を開催。YouTube Space Tokyo 360ビデオインストラクター。Google × YouTube × VR SCOUTの世界的プロジェクト"VR CREATOR LAB”でメンターを、また、デジタルハリウッド大学オンラインスクール「実写VR講座」で講師を勤める。著書に「360度VR動画メイキングワークフロー」(玄光社)など。VRの勉強会「VR未来塾」を主宰。 |
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