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[ライブ配信手帖]Vol.12 「第1回ライブ&イベント産業展」で見た役割Tシャツによる制作現場の可視化が面白い!

2014-07-11 掲載

「第1回ライブ&イベント産業展」ってなに?

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東京ビッグサイトで2014年7月9日~11日まで開催されている「第1回ライブ&イベント産業展」に関する速報レポートをお届けしたい。

今回の展示会名からネットのライブ配信に関する展示が多いのか?と思ったが、初日に行った感想としては「エンターテインメントな興行にまつわる産業のワンストップ展示会」という印象だった。ライブコンサートやイベントを盛り上げる巨大デジタルサイネージから、マルチカメラによる収録、完パケに関する機材やプロダクション、そしてキャスティングや観客席を盛り上げるイルミネーションやノベルティグッズまで、「興行」というテーマで絞りこまれた展示が東京ビッグサイト西ホール全体に広がっていた。

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出展者も多く、来年からは幕張メッセに場所を移して開催されるとのこと。InterBEEやデジタルサイネージジャパン、コンテンツ制作・配信ソリューション展などとダブる部分もあるが、イベントの興行に関わっている人には非常にわかりやすい展示会となっている。個人的にはライブやイベントに関わる個人や中小プロダクションの展示がクリエイターEXPOの横丁的に増殖していくと面白いと感じた。

ライブ配信現場をショーケース化

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その中でもっとも印象に残ったのがライブ配信やテレビ番組制作などで実績のある株式会社ジーマ株式会社スウィッシュ・ジャパンによる共同ブースだった。

デモンストレーションとしてのステージはタレントも出演する華やかなもので、それをライブ配信する現場をショーケース化して来場者に見えやすいレイアウトで配置、さらに実際に操作するスタッフが全員何をしているのかの役割Tシャツを着ているのだ。

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カメラマンは「カメラマン1CAM」「カメラマン2CAM」、特機系は「SuperTower17オペレーター」「Trackrunner ENTオペレーター」、スイッチャー回りは「テクニカル・ディレクター」「TriCasterオペレーター」「配信音声オペレーター」という具合だ。

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ライブ配信の現場で働く人を可視化してあるのでキッザニアのようにも見える。こうした現場を日常的に知っている人は「そうだよね!」と思うし、これから本格的なマルチカメラによる収録やライブ配信をしようとしている人にとっては「へぇ~、こんな風に分業しながらリアルタイムでコンテンツを作っていくのかぁ~!」と実感できるような仕組みになっている。百聞は一見にしかず、こちらの動画をご覧頂きたい。

プロのクオリティとは分業によるリスクヘッジとオペレーターの職人技にある!

Ustreamやニコ生のブームをきっかけにしてライブ配信をはじめた筆者にとってもハイエンドなテレビ系のオペレーションがどのような役割分担で行われているのか生で見られる貴重な機会だった。ここ数年の技術革新と無料で使える配信プラットフォームの充実によりひとりでマルチカメラの撮影から音響、収録、配信まで行うことが出来るようになったがそこには限界もある。

何かトラブルが起きたときもそのパートを対処している間、別のパートの作業は止まってしまう。絶対に事故が許されない放送現場ではパートごとの分業化が明確に行われ、ディレクターの指示に従いながらライブイベントのグルーヴや出演者たちの魅力を瞬時にアーカイブしていく。その手際の良さは美味しい飲食店の調理場を覗いているような気分だ。

デモンストレーションにはマルチカメラ、リモートカメラ、遠隔地にあるカメラからのモバイル中継など、現場で求められる状況がこれでもかと詰め込まれており、終わったあと担当したスタッフに熱心に質問する来場者も多かった。このコラムを毎回読んでいる読者の皆さんはぜひ現場でじっくり見てみることをオススメする。


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ヒマナイヌ 頓知を駆使した創造企業


[ Writer : ヒマナイヌ ]
[ DATE : 2014-07-11 ]
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