[CES2010レポート]CES展示会場で見かけた映像系ガジェットあれこれ2

HOME  >  COLUMN  >  猪蔵  >  [CES2010レポート]CES展示会場で見かけた映像系ガジェットあれこれ2

Column

[CES2010レポート]CES展示会場で見かけた映像系ガジェットあれこれ2

2010-01-10 掲載

[CES2010レポート]CES展示会場で見かけた映像系ガジェットあれこれ2

現在ラスベガスで開催されているCESも3日目。昨年よりも来場者減少傾向にあるというが、それでも扱うジャンルを問わず規模が世界最大の家電展示会ため連日の大賑わいである。まず印象的だったのが、韓国、中国メーカー勢いとその熱気だ。サムソンのブースは秀逸で、その華美なブースに立ち止まり、撮影する来場者が多かった。今年CES2010の会場で際立つキーワードが、「3D」「e-Book」そして「iPhone関連」であろうか。そんな3DやLEDテレビの隆盛に隠れて、手軽なHDビデオカムが各社から発売されているのが印象的。

ion02.jpg poraloido02.jpg bloggie2.jpg
ボイスレコーダにビデオ機能が付いたION製品 復活したPolaroidのビデオカメラ群 発表日に発売され速攻売り切れに...

Sonyが、Webbieから名前とスペックを変えて登場したBloggieをはじめ、会場には、Kodac、ViVitar、Polaroid、VADO HD。会場にブース参加していなかったが、SANYOの新型Xacti、そして今やCISCOのFilp Videoも無線で映像をアップロードするFlip TVのスニークレビューもあり今後も期待である。コスト的に静止画よりも動画カメラセンサー基盤が非常に割安であり、生産が容易であるという理由からかもしれないが、映像を撮影する行為が身近になることは映像業界にとっても喜ばしいことである。さて昨日に続いて映像関連のレポートを続けたい。

うわさの2眼式3Dカムコーダーの行方は?

pana3DDD.jpg

昨年のNABにモックが参考出品されて話題となったPanasonicの3Dカム実機が登場した。一台の筐体の中に2つのカムコーダーが入っている仕掛け。映像は左右2ストリーム、音声は1つ。P2は採用していない。SDHCカードになる。出力HD-SDIを2系統を使用して3Dを再現する。しかし今回はスニークプレビューで仕様も暫定だそうだ。参考価格は受注発注で2万1千ドル。正式な発表はNAB2010。リリースはこの秋を目指している。さらなる詳細は後日お送りするインタビューにて。

3dcampamna03.JPG 3dcampana04.JPG koderaintepana.JPG
よく見るとあのカムコーダーに似てるということは...? メディアはSDカード2枚刺し! 早速インタビュー。詳細は後日!

Panasonic

やはりどう見ても兄弟!AX-2000登場!

SANY3111.JPG

ソニーからは、噂のあったNXCAMの民生用HDR-AX2000も発表された。AVCHDとSDカード採用となる。AX2000にはフラッシュメモリーユニットはない。NXCAMは、業務用ラインナップのためにHXR-NX5JとAX2000は当然のことならが別ラインナップ。HandyCamの最高機種として北米ではポジショニングされる。3月に$3,500でリリースされる(日本での正式発表はまだ)。

SONY

The Steadicam Smoothee この春登場

RIMG2172.JPG

iPhoneで撮影された映像が実際にCM制作でも使用する昨今、本家SteadicamからiPhone用のSteadicam(スタビライザー)「Smoothee」がこの春お目見えする予定。価格は未定である。サイズは20.3 x 36.8 x 6.4cmで多少手にぐっとくる感じからかなり安定した画が撮れそうだ。他の携帯にも対応する予定だそうだ(女性が持つSmootheは、携帯用)。

stedicam002.JPG stedicam003.JPG RIMG2165.JPG
やや重量があるが安定感はバッチリ! 背部には、STEADICAMのロゴが刻印 水平を取るのも容易にできる

Tiffin

小型プロジェクター「Light Touch」に未来のPCの形をここに見た!

SANY3257.JPG

英Light Blue Opticsはタッチ操作に対応する小型プロジェクターLight Touchを出展。小型プロジェクターと照射バーチャルタッチパネルの組み合わせだ。画面サイズは10インチでWVGA(800×480ドット)。本体には、Windows CEが走っている。将来は是非このような形で、キーボードと、スクリーン画面を2つ投射した仕様のPCがほしい。

Light Blue Optics

ダブルネームが冴えるEXILIMに惹かれる訳

SANY3173.JPG

「EXILIM」と「G-SHOCK」がダブルネームの カシオ「EXILIM G」。すでに北米では11月に発売されているが、ここ最近のコンパクトデジカメの右並びのデザインや性能の中でリリースされたEXILIM Gは、一際目立つ。当然G-SHOCKの血をひく耐衝撃性を持つデジカメ。オプションとして2種類のプロテクターをサイドに装着することができる。記録メディアはなぜかmicroSD。日本での販売を願ってやまない製品だ。

CASIO

360°自由自在なHDMIコネクター

hdmihdmi.jpg

機材を組み合わせスペースが足りない時に非常に配線に骨を折ることが多数。またカメラの邪魔にならないようにL字クランクのケーブルジャックは非常に重宝する。最近増え続けるHDMIケーブルにも是非共と思っていたところにこの商品。L字だけではなく、360°に可変するコネクター。

NEXTGEN

Twitterでの反応

CESに関連する皆さんのつぶやきを集めました。


[ Writer : 猪蔵 ]
[ DATE : 2010-01-10 ]
[ TAG : CES CES2010 ]

関連のコラム一覧

[CES2010レポート]CES展示会場で見かけた映像系ガジェットあれこれ1

[CES2010レポート]CES展示会場で見かけた映像系ガジェットあれこれ1

展示会場から見たあれこれ 世界最大の国際家電見本市、International CES 2010 が米国ラスベガスで開催されている。巨大な展示会場は1月7日から10日の4日間オープ .... 続きを読む

[CES2010レポート]CES2010展示会初日に行われた熱い夜の出来事

[CES2010レポート]CES2010展示会初日に行われた熱い夜の出来事

CES本会場よりも伝えたいコト 絶賛展示会開催中である。ラスベガスの展示会場をフルに使用する過酷なInternational CESの中でおススメは?と聞かれれば、間違いなく、「 .... 続きを読む

[CES2010レポート]NXCAM、気になる幾つかの事

[CES2010レポート]NXCAM、気になる幾つかの事

SDとAVCHDを組み込んだソニーの戦略にシュプレヒコール! Inter BEEで参考出展されたソニーの新しいライナップ「NXCAM」HXR-NX5Jが2010年1月7日正式発表 .... 続きを読む

[CES2010レポート]開催直前!SONYがUstreamでプレスカンファレンス生中継する意味とは?

[CES2010レポート]開催直前!SONYがUstreamでプレスカンファレンス生中継する意味とは?

世界に向けて生中継される内容とは?Online TV Shows by Ustream ▲現地時間6日16時半(7日9時半ごろ:日本時間)で開催される。 いよいよ7日から米国ラスベ .... 続きを読む

[CES 2009レポート]Vol.01 世界最大の家電見本市開催、今年のトレンドが分かる10の傾向

[CES 2009レポート]Vol.01 世界最大の家電見本市開催、今年のトレンドが分かる10の傾向

2009 International CESの第1会場ラスベガスコンベンションセンター(左上)。第2会場のサンズエキスポセンター(右上)。ラスベガスコンベンションセンター前に出現 .... 続きを読む

WRITER PROFILE

猪蔵 いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。最近は勢いで原宿と麻布十番に飲食店を展開中。また映像に関するライティングや著書、ラジオ番組の構成も手がけ、映像、紙媒体、世の中を編集していくことに夢中な三十路。現在は多彩な職業を持った集団(株)ヒマナイヌを根城にアナログベースで人間の根元的な行動、記憶、フィードバックを活性化させるための提案を行っている。「人への思いやり」や「おもてなし」をテーマに頓知の利いた商品を世に送り出そうと奔走中。 主な著書に、「USTREAM TOUCH &TRY ユーストリームの使い方と楽しみ方や『ソーシャル・ネットワーキング・サービス―縁の手帖』翔泳社など。


Writer

編集部(99)
PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートです。
稲田出(27)
映像専門雑誌編集者を経てPRONEWSに寄稿中。スチールカメラから動画までカメラと名のつくものであればなんでも乗りこなす。
石川幸宏(35)
映像専門雑誌DVJ編集長を経て、リアルイベントを中心とした「DVJ BUZZ TV」編成局長として活躍中。
小寺信良(23)
業界で噂の新製品を、AV WatchやITmediaのコラムでもおなじみの小寺信良氏がレポートする動画連載。
raitank(5)
あまたの海外ソースを読み漁ってHDSLRを独学。海外から仕入れた情報を日本語で発信するグラフィックデザイナー/アートディレクター。
ふるいちやすし(44)
自身で脚本、監督、撮影から編集、音楽までもこなすマルチプレーヤー。
岡英史(19)
バイクレース及びF3レース参戦など、映像とはかけ離れた経歴を持つ異色ビデオカメラマン
手塚一佳(44)
CGムービー制作、ネットワークゲーム制作を得意とするデジタルデザイン会社アイラ・ラボラトリの代表取締役。
江夏由洋(13)
兄弟で株式会社マリモレコーズを設立し、ノンリニアにおける映像技術、映像制作を中心に、最新技術を取り入れたワークフローを提案している。
山本久之(26)
映像エンジニア。フリーランスで映像設備のシステムインテグレーションと、ノンリニア編集に携わる。
林永子(26)
2005年よりサロンイベント「スナック永子」を開催。通称「永子ママ」
鍋潤太郎(18)
ロサンゼルスを拠点とするVFXジャーナリスト。
高野光太郎(4)
映像クリエイター。フリーランスにてミュージックビデオ、番組オープニングタイトル、CM、劇場映画、全てをデスクトップで制作。
安藤幸央(9)
無類のデジタルガジェット好きである筆者が、SIGGRAPH ASIAやCESなど海外の注目イベントを紹介。
猪蔵(5)
いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。
山下香欧(8)
米国ベンチャー企業のコンサルタントやフリーランスライターとして、業界出版雑誌に市場動向やイベントのレポートを投稿。
ヒマナイヌ(5)
頓知を駆使した創造企業
坪井昭久(5)
映像ディレクター。代表作はDNP(大日本印刷)コンセプト映像、よしもとディレクターズ100など。3D映像のノンリニア編集講師などを勤める。
萩原正喜(69)
米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。
岡田智博(7)
クリエイティブクラスター代表。メディアアートと先端デザインを用いたコンテンツ開発を手がけるスーパー裏方。
江口靖二(5)
デジタルサイネージコンソーシアム常務理事、慶應義塾大学DMC機構研究員などを兼務。
しらいあきひこ(2)
カメラメーカー、ゲーム開発などの経験を持つ工学博士が最先端のVR技術を紹介。
今間俊博(5)
尚美学園大学 芸術情報学部 情報表現学科 教授。アナログ時代の事例を通じ、教育関連の最新動向を探る。
伊藤裕美(5)
オフィスH(あっしゅ)代表。下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催している。
秋山謙一(17)
PRONEWS記者。映像業界紙記者、CG雑誌デスクを経て、2001年からフリージャーナリストとして活動中。
UserReport(10)
業界で話題の商品を実際に使ってみてどう感じたかを、各方面の様々な方々にレポートしていただきました。
System5 Labs(8)
SYSTEM5スタッフが販売会社ならではの視点で執筆します。

HOME  >  COLUMN  >  [CES2010レポート]CES展示会場で見かけた映像系ガジェットあれこれ2