[Point of View]Vol.07 After Effects Night Vol.02東京・大阪で開催される

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[Point of View]Vol.07 After Effects Night Vol.02東京・大阪で開催される

2009-02-24 掲載

[Point of View]Vol.07 After Effects Night Vol.02東京・大阪で開催される

アドビ システムズは2月20日、東京・渋谷のSHIBUYA-AXで、ビジュアルエフェクト合成ソフトウェアAdobe After Effects CS4 Professionalの制作事例を紹介するユーザーイベント「After Effects Night Vol.02」を開催した。昨年7月に東京・赤坂サカスで開催した1回目に続くイベントだ。

今回のAfter Effects Night Vol.02は、12月に発売となったばかりのCS4を使用して、最新制作事例を紹介するものとなった。1回目の反省を踏まえ、より最新事例にフォーカスしたものとなり、400人以上の参加者が集まった。イベントは前半・後半の2部構成で、映像ディレクターの東弘明氏と長添雅嗣氏が事例紹介をしたほか、漫画家で映像クリエイターでもあるタナカカツキ氏と菅原そうた氏が軽快なボケ・ツッコミととともにカートゥーン・エフェクトについて解説した。これらの事例の間に、アドビの古田正剛氏が、Adobe After Effects CS4 Professionalが含まれるAdobe Creative Suite 4 Production Premiumの概要を紹介した。

AfterEffectsNight2.JPG

前半の制作事例は、「After Effects CS4で効率化 Go!3D ワークフロー」と題して、東弘明氏が担当した。制作最終段階のスペースシャワーTVのステーションID制作の一部を紹介した。3DCGアニメーションソフトウェアも扱う東氏だが、今回の制作においては、3DCGソフトウェアを一切使わずに、CG素材集のオブジェクトデータを活用してPhotoshop CS4 ExtendedとAfter Effects CS4 Professionalで制作していた。CG素材集のオブジェクトデータを利用して、Photoshop CS4 Extendedの3D機能でマテリアル設定を行ったうえ、After Effects CS4 Professionalで仕上げた過程を解説した。このスペースシャワーTVステーションIDの制作事例以外に、元ちとせ「みよりの森」ミュージックビデオの制作事例も紹介。モーションコントロールカメラを使わずに、グリーンバックとクレーンを使用して撮影を行い、After Effects CS4 Professionalで合成を行ったものとなっていた。

「After Effects CS4 - mocha for You 新次元への誘い」と題して、「TOWER RECORD」のプロモーション映像を題材に、後半の制作事例を担当したのは長添雅嗣氏だ。キヤノンのデジタル一眼レフカメラ5D mark IIを使用し、ビデオカメラで映しにくい被写界深度の浅い映像を収録。この映像に、3DCGアニメーションソフトウェアLightWave 3Dで制作したCG映像を合成して制作した。CG映像を貼付ける位置は、After Effects CS4 Professionalに標準でバンドルされている追加ソフトウェアmocha for After Effectsを使用した。このmochaは、映像内のポイントではなくエリアをトラッキングすることで精度を上げている。CG映像のコマ撮り感を演出するために、After Effects CS4 Professionalのモーションスケッチ機能を使用して手ブレ効果を加え、さらにキーフレームを間引くというTIPSも公開していた。

長添氏がもう1つの制作事例として持ち込んだのは、ニルギルス「kiseki」のミュージックビデオだ。この制作事例では、カット編集に使用したアップルのFinal Cut Proの編集データをAfter Effects CS4 Professionalで仕上げるワークフローを公開した。Final Cut ProからFCP XML形式でデータを書き出し、Premiere Pro CS4バージョン4.0.1を使用してシーケンスを読み込み、Dynamic Link機能を使用してAfter Effects CS4 Professionalで利用する流れをデモを行った。

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昨年7月の1回目で紹介された苦しい作品内容に、今回のイベントには訪れなかった人もいたかもしれない。しかし、今回は、3DCGソフトウェアを使用しない3Dモデルの利用や、デジタル一眼レフカメラ5D mark IIの映像利用、mocha for After Effectsによる効率的なトラッキング、実制作におけるFinal Cut ProとAfter Effects CS4 Professionalの連携という、これまでのイベントではなかなか公開されなかった部分が見れる貴重なイベントとなった。こうした最新制作ワークフローがデモも交えて毎回公開されるようになっていくのであれば、それぞれのクリエイターの映像制作レベルを確実にアップさせるものとなるだろう。

After Effects Night Vol.02は、2月27日18時から、大阪市住之江区のクリエイティブセンター大阪でも同一内容で開催される。申し込みはこちらから


[ Writer : 編集部 ]
[ DATE : 2009-02-24 ]
[ TAG : Adobe After Effects EOS 5D Mark II Final Cut Pro Photoshop Point of View ]

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