[Point of View]Vol.10 Final Cut Studio FES 2009レポート

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[Point of View]Vol.10 Final Cut Studio FES 2009レポート

2009-06-28 掲載

[Point of View]Vol.10 Final Cut Studio FES 2009レポート

去る6月25日、26日の二日間、アップル本社(新宿初台)にて、「Final Cut Studio FES 2009」が開催された。このイベントでは、Final Cut Studio(以下:FCS)のハンズオン・セミナ―をはじめ、アップルや各社ベンダーのプレゼンテーションが開催され、展示ルームでは10社から、Final Cut Studioベースで構築できるファイルベースワークフローに組み込まれる機材の紹介があった。

Final Cut Studioを中心としたハードウェア&ソフトウェア展示

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展示ルームでは、素材取り込みから編集、出力に至るまでファイルベースでワークフローを提案できる機材として、カメラ、入出力デバイスやストレージ回りの機材が各出展社から紹介されていた。

アスク株式会社

kiprokipro.jpg 今春NABで発表されて以来、注目の的となっている、AJA社のProRes 422テープレスメディアレコーダーKi Pro。ブースでは実機見たさに問い合わせの来客が絶えない。別ルームでのプレゼンテーションでも大入り満員だったという

アスク株式会社では今春のNABで発表され、大反響を起こしたProRes 422メディアレコーダー「Ki Pro」を展示。カメラとドッカブルにすると非常に見栄えする。イーサネットもしくはWiFi経由でiPhoneといったモバイルのwebブラウザでオペレーションできるのも画期的。先だっては、今回JVC社が展示しているGY-HM700カムコーダにも対応できることがAJA社から実証された。Ki Proの正式出荷は7月中旬を予定しているという。

ブースでは、Ki Proで取り込んだProRes 422フォーマットの素材をFCSを搭載したターンキー編集システム「MediaBridge」に取り込み、即座に編集できることをデモンストレーションしていた。

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AJA社Ki Proのマネージメント用インターフェース Ki ProやProRes 422編集の定番Io HDを展示。FCSをプリインストールしたターンキーシステムMediaBridgeシリーズで、ProRes 422テープレス・ワークフローを紹介

三信電気株式会社

三信電気株式会社では、業務用メモリ対応カメラに着目し、7月発売予定のSxS、PS2、CFメモリに対応できるユニバーサル・メディアリーダー/ライター「Qio」と、FUSION社のポータブルストレージで現場からの即効ニュース素材編集ができるシステムを紹介。FUSION社にはPCIeバスのラック搭載型の大容量ストレージまでラインアップがあり、プロダクション規模に応じて様々な組み合わせでファイルベース編集環境を提案できるという。近々8GBファイバチャンネルのインターフェースを持つシリーズ「R1600FIBRE」(16TB、24TB)もリリースされる予定。

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三信電気株式会社ブースでは、SONNET社のRAIDストレージを全面にアピール

ヤノ電気株式会社

メーカーでもあるヤノ電気株式会社では、7月に正式発表するというMaxronix社の「ExaSAN」システムを紹介。Xsan2やmetaSANとの親和性がとれており、PCI-eバスによる高速ファイル転送を実現できるプロダクション共有コンテンツサーバを安価で提案できるという。

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ヤノ電気株式会社で参考出展していたMaxtronics社製ExaSAN 非圧縮10ビット4:2:2の4ビデオストリームを132MB/秒でデータ転送するパワーを持つ
DSC00271 le.jpg Maxtronics社製ExaSAN(ヤノ電気株式会社ブース)のフル装備。ホストスイッチ、デバイススイッチに18TBのSATAディスクを搭載した4U(24ベイ)のストレージ 

シリコンスタジオ社

シリコンスタジオ社では初展示製品を取り入れた、利便性高い共有サーバでのファイルベース・ワークフローをアプローチ。テレストリーム社の市場初であるネットワークベースのマルチキャプチャデバイス「Pipeline HD Dual」と、ユニバーサルフォーマットでアップル社とアドビ社の編集システムで素材共有ができるEditshare社NASコンテンツサーバを組み合わせた、フルネットワーク・ファイルベースのプロダクション環境を紹介していた。通常デバイスからの取り込みは一対一だが、Pipelineならば、ネットワークに接続されている編集システムの共有キャプチャデバイスとして、どこからでも操作できるのが大きな特徴。

Editshareでは、FCSとアビッド社の編集システムから同じメディアファイルを同時にアクセスして使うことができるが、それに加え今度、Automatic Duck社のツールで両編集システムの双方間のやり取りもできるようになるという。展示ルームでは、その他にMacのアクセサリーやユーティリティといったものもアップルストアから紹介されていた。

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シリコンスタジオ社ブースでは、2台のFINAL CUT PROシステムでEditShare社のネットワークストレージにアクセスし、6つのDVCProHDフォーマットのビデオストリームをリアルタイム再生していた シリコンスタジオ社ブースの目玉として、テレストリーム社のネットワーク共有キャプチャデバイス「PipeLine HD」を一般初公開

BlackmagicDesign / Matrox

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BlackmagicDesignブース。DeckLinkシリーズのキャプチャカードなどを展示 Matrox社ブース。Final Cut Proとの親和性高いビデオI/Oおよびスキャンコンバータ―デバイスMXO2を使い、Mac Book Proでの完全モバイル編集環境を提案

各社カメラのハンズオンコーナー

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日本ビクター株式会社ブース。HDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HM100/GY-HM700」はQuickTime(.mov)で記録するため直接FCPで編集可能 池上通信機株式会社はGF seriesでMacプラットフォームでのファイルベースワークフローを紹介。プラグイン「Calibrated{Q} MXF Import」により、GF SeriesのフラッシュメモリGFPAKに収録されたビデオデータを直接FCPに取り込んで編集できる
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パナソニック社は、SDメモリーカードカメラレコーダーAVCCAM"AG-HMC155を使ってFCP上で編集するテープレス・ワークフローを紹介 キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、HDVビデオカメラシリーズXL H1S、XH G1SSで収録した素材をFCPでネイティブ編集できることをアピール

ハンズオンセミナーも併せて開催!

ハンズオン・セミナーは定員18名。参加者1人に1台のMacが用意されることもあり、事前登録制ではあったが常に部屋は満員だった。「Final Cut Pro」「Motion」「Color」を使いこなしたいユーザー向けのセッションで、BeHub.JPとPST Training Stationからの認定トレーナーと一緒に実際の操作を体感できるといったもの。

BeHub.JPでは、アップル社やアドビ社のプロダクション関連ツールのオンラインでチュートリアルとトレーニングを行っている。ヘルプマニュアルでは理解できない操作方法や今すぐ仕事で使いたいちょっとしたティップスを自分の作業場所から入手できるという、非常に活用しやすいサービスを行っている。

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カシアが運用する、国内で唯一のオンライン・トレーニング&チュートリアルサイト"BeHub.JP"。イベントでは、 オンサイト特別ワークショップを実施 定員18名のハンズオンワークショップ。Final Cut Pro、Motion、Colorを使いこなしたいユーザ向け
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セッションルームでは、アップルと出展企業社によるプレゼンテーションが実施された

[ Writer : 編集部 ]
[ DATE : 2009-06-28 ]
[ TAG : AJA Apple Final Cut Pro Final Cut Studio Panasonic Point of View SONY ]

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