[Point of View]Vol.23 AJA Video Systemsプロダクトチームが語るKi Proのツボ
2009年12月08日 更新
AJA Video Systemsは、Inter BEE 2009において、ProRes 422 テープレスメディアレコーダーKi Proを中心とした出展を行った。会期に合わせて、AJA本社から、セールス&マーケティング担当バイスプレジデントのポール・ワイザー(Paul Weiser)氏、プロダクトマーケティングマネジャーのブライス・バトン(Bryce Button)氏、プロダクトマネジャーのジョン・ソーン(Jon Thorn)氏、変換器担当プロダクトマネジャーのジェラルド・タッソーネ(Gerard M. Tassone)氏の4氏が来日した。Ki Proの最新情報や、AJAの取り組みについてインタビューした。彼らの言葉からは、Ki Proの活用法やProResコーデックであまり知られていない情報をいくつか聞くことができた。
(聞き手=秋山謙一)
AJA Video Systemsプロダクトマネジメントチームの皆さん。(左から)ブライス・バトン氏、ポール・ワイザー氏、ジェラルド・タッソーネ氏、ジョン・ソーン氏
ProResコーデック採用のKi Proの意外な活用法とは
──NAB ShowでKi Proを発表してから半年あまり。Inter BEE 2009でもKi Proを強く推し出した展示を行いましたね。
ワイザー氏「当社は製品の開発にあたり3つの方向性を打ち出している。1つはAquired、収録時に現場で素材を作ること。2つ目はEdit、編集段階での問題を解決すること。最後はConvert、放送業界で基礎的な技術となる変換技術を提供することだ。そのなかで、Ki Proは収録・編集という部分において重要な位置づけとなる製品だ」
──AJA製品は、入出力カードやコンバータを中心としたラインアップのイメージが強く、収録時に活用できる製品としてKi Proは初めての分野になります。
ワイザー氏「Ki Proが新分野に向けた 新製品であるのは確かだが、まったく新しい技術で作られているわけではない。Ki Proは、人気のあるオーディオ/ビデオ フレームシンクロナイザー&コンバータFS-1の技術をベースに、入出力デバイスIoHDの技術を加えることによってできており、すでに実績のある製品をもとに開発されてきたと言えるだろう」
──ようやく発売となったが、現在の状況は。
ワイザー氏「具体的な出荷台数は明かせないが、非常に良い反応をいただいている。現在多くのバックオーダーが発生してしまっている状況だ。日本へは、初期ロットで50台の出荷を行ったが予約段階で売り切れてしまった。12月の次期ロットについても50~100台の出荷を予定しているが、これも予約で埋まってしまいそうな勢いだ。増産により、なるべく早い時期に改善したいと思っているが、しばらくは同じような状況が続くのではと見ている」
──Ki Proは、世界的な視点で、ある地域で導入が進んでいるというような特徴がありますか。
ワイザー氏「特にある地域に偏って売れているという感じではなく、世界的にどの地域でも売れているという印象だ。加えて、私たちが想定していなかったようなところでもKi Proが活用されているようだ。音楽系の生放送番組でKi Proを活用して、制作を効率化しているというケースもあって、とても驚かされた」
[ Editor : 編集部 ]
[ DATE : 2009年12月08日 ]
[ TAG : AJA Inter BEE 2009 Ki Pro Point of View ]
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