[CES2010レポート]CES展示会場で見かけた映像系ガジェットあれこれ1
2010-01-09 掲載
展示会場から見たあれこれ
世界最大の国際家電見本市、International CES 2010 が米国ラスベガスで開催されている。巨大な展示会場は1月7日から10日の4日間オープン、広い会場が常に人であふれている。 昨年まではメインのラスベガスコンベンションセンターと、少し離れた別会場(サンズ・エクスポコンベンションセンター)に別れていた。今年は、サンズ会場はプレスカンファレンスと、高級オーディオ製品に特化し、ほとんど全ての出展がラスベガスコンベンションセンターに集約された。
業種によって様々なポイントが見所であろうが、全体的に見ると、3D立体視関連機材の盛り上がりが昨年以上であった。他にも電子ブックリーダー、タッチパネルPC(スレート[石版]PC)、 Android端末などが注目を浴びている。またLGやSamsungなど韓国勢の勢いも目立った。また展示会場では大変人気のBoxeeやClickfree、Control4など、日本ではあまり知られていない製品や団体/企業のブースも見受けられた。それら展示の中から、メジャーなものもマイナーなものも織り交ぜて紹介しよう。
bloggie (SONY) MHS-CM5ブロガー向け、ネット親和性の高いビデオカメラ
SONYがblogger向けと銘打って発表/展示したMHS-CM5は、$169.99のビデオカメラだ。1920x1080HD録画(H.264 MPEG4形式)と5M Pixelの静止画撮影ができる。USB端子が内蔵されており、いざという時にUSBケーブルを忘れたなどというヘマとも無縁になる。またHDMI出力を備えており、プレゼンなどにも活躍する。また最近のカメラらしい顔認識機能や、英語では"SteadyShot"と呼ばれる、ぶれ補正機能を備える。また、特殊な事例としてbloggie Camera Kit ($189.99)のパノラマレンズをつけると、360度周囲が全て撮影することができる。新しい用途、映像収録の可能性の広がりが考えられる。
LIQUID IMAGE 水中カメラ
水中撮影用器材。水中眼鏡にカメラが搭載されたもので、水中撮影の技術が無くとも撮影できるのが特徴。
PC制御のカメラスタジオ:Office Photography Machine
回転台をPCで制御し、自動で商品の撮影を行なう機材。Office Photography Machine
Eye-Fi, 無線LAN内蔵SDカード
新バージョンからネットにアップロード済みの写真データをカードから自動的に削除してくれるようになり、事実上無限に使えるようになったEye-Fi。ad hocネットワークや、RAWデータにも対応し、プロ仕様に耐える性能に。日本未発売。日本では今春に発売予定で、現在日本国内での無線認証のプロセス中。
歩くデジタルサイネージ
巨大なiPhone風ディスプレイを胸につけたキャンペンガール。見栄えはともかく、会場の視線を一気に集めていたデジタルサイネージであった。Archerfish社の宣伝広告。
3DVIEW 立体視撮影デジカム
DXG社の安価なデジタルビデオカメラシリーズのひとつ。今年6月頃$199で発売の予定とのこと。まだ実物は無し。
デジタル拡大鏡 Dino-Lite
10倍から200倍に拡大した映像をパソコン上で見ることができる。
安藤のつぶやき
会場内、主にオンラインメディアの取材は、重装備のビデオカメラ機材はすっかりとなりを潜め、手軽で高画質な機材を積極的に駆使して飛び回っています。会場内のセッションやイベントでは一部の人には良く知られているAlan Kay, Gay Kawasaki, Lady GaGa といった有名人も見かけた。CES会場は広すぎてなかなか全てを網羅できないません。ネットでの情報収集や、会場での知人との情報交換もCESでの重要なスキルかもしれません。詳細なレポートはまた改めてお送りします。
[ Writer : 安藤幸央 ]
[ DATE : 2010-01-09 ]
[ TAG : CES CES2010 ]
関連のコラム一覧
|
|
[CES2010レポート]CES展示会場で見かけた映像系ガジェットあれこれ2現在ラスベガスで開催されているCESも3日目。昨年よりも来場者減少傾向にあるというが、それでも扱うジャンルを問わず規模が世界最大の家電展示会ため連日の大賑わいである。まず印象的だっ .... 続きを読む |
|
|
[CES2010レポート]CES2010展示会初日に行われた熱い夜の出来事CES本会場よりも伝えたいコト 絶賛展示会開催中である。ラスベガスの展示会場をフルに使用する過酷なInternational CESの中でおススメは?と聞かれれば、間違いなく、「 .... 続きを読む |
|
|
[CES2010レポート]NXCAM、気になる幾つかの事SDとAVCHDを組み込んだソニーの戦略にシュプレヒコール! Inter BEEで参考出展されたソニーの新しいライナップ「NXCAM」HXR-NX5Jが2010年1月7日正式発表 .... 続きを読む |
|
|
[CES2010レポート]開催直前!SONYがUstreamでプレスカンファレンス生中継する意味とは?世界に向けて生中継される内容とは?Online TV Shows by Ustream ▲現地時間6日16時半(7日9時半ごろ:日本時間)で開催される。 いよいよ7日から米国ラスベ .... 続きを読む |
|
|
[CES 2009レポート]Vol.01 世界最大の家電見本市開催、今年のトレンドが分かる10の傾向2009 International CESの第1会場ラスベガスコンベンションセンター(左上)。第2会場のサンズエキスポセンター(右上)。ラスベガスコンベンションセンター前に出現 .... 続きを読む |
最新のコラム一覧
- [raitank fountain]Vol.03 EOS C300インプレッション番外編〜"普段使い"のC300 (2012-02-03)
- [コロラド紀行]Vol.69 アメリカの郵便制度の台所事情 (2012-02-03)
- [DigitalGang!]Shoot.01 GoPro HD HERO2に思いを馳せる! (2012-02-01)
- [Do it]今求められるDIT(デジタル・イメージング・テクニシャン)とは? (2012-01-25)
- [岡英史のNewFinder]Vol.17 街のビデオ屋的3D制作2 ~JVCケンウッドのGY-HMZ1に注目! (2012-01-24)
関連のニュース記事
- CineFormのNeo3D、インテルCEOの2010 CES基調講演にて、リアルタイム3Dムービー制作デモで再注目 (2010-01-15)
- LG、NetflixのレンタルHD映画が観れるHDTVをCESで初公開 (2009-01-06)
- ソニーと米大手CATV6社、STB不要の対話型サービスのプラットフォームを共同開発 (2008-05-29)
- 米EchoStar、ケーブルモデル装備のSlingModemを初出展 (2008-05-20)
安藤幸央 のコラム一覧
Writer
|
編集部(99) PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートです。 |
|
稲田出(27) 映像専門雑誌編集者を経てPRONEWSに寄稿中。スチールカメラから動画までカメラと名のつくものであればなんでも乗りこなす。 |
|
石川幸宏(35) 映像専門雑誌DVJ編集長を経て、リアルイベントを中心とした「DVJ BUZZ TV」編成局長として活躍中。 |
|
小寺信良(23) 業界で噂の新製品を、AV WatchやITmediaのコラムでもおなじみの小寺信良氏がレポートする動画連載。 |
|
raitank(5) あまたの海外ソースを読み漁ってHDSLRを独学。海外から仕入れた情報を日本語で発信するグラフィックデザイナー/アートディレクター。 |
|
ふるいちやすし(44) 自身で脚本、監督、撮影から編集、音楽までもこなすマルチプレーヤー。 |
|
岡英史(19) バイクレース及びF3レース参戦など、映像とはかけ離れた経歴を持つ異色ビデオカメラマン |
|
手塚一佳(44) CGムービー制作、ネットワークゲーム制作を得意とするデジタルデザイン会社アイラ・ラボラトリの代表取締役。 |
|
江夏由洋(13) 兄弟で株式会社マリモレコーズを設立し、ノンリニアにおける映像技術、映像制作を中心に、最新技術を取り入れたワークフローを提案している。 |
|
山本久之(26) 映像エンジニア。フリーランスで映像設備のシステムインテグレーションと、ノンリニア編集に携わる。 |
|
林永子(26) 2005年よりサロンイベント「スナック永子」を開催。通称「永子ママ」 |
|
鍋潤太郎(18) ロサンゼルスを拠点とするVFXジャーナリスト。 |
|
高野光太郎(4) 映像クリエイター。フリーランスにてミュージックビデオ、番組オープニングタイトル、CM、劇場映画、全てをデスクトップで制作。 |
|
安藤幸央(9) 無類のデジタルガジェット好きである筆者が、SIGGRAPH ASIAやCESなど海外の注目イベントを紹介。 |
|
猪蔵(5) いつも腹ペコ。世の中の面白いことを常に探っている在野の雑誌編集者。 |
|
山下香欧(8) 米国ベンチャー企業のコンサルタントやフリーランスライターとして、業界出版雑誌に市場動向やイベントのレポートを投稿。 |
|
ヒマナイヌ(5) 頓知を駆使した創造企業 |
|
坪井昭久(5) 映像ディレクター。代表作はDNP(大日本印刷)コンセプト映像、よしもとディレクターズ100など。3D映像のノンリニア編集講師などを勤める。 |
|
萩原正喜(69) 米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。 |
|
岡田智博(7) クリエイティブクラスター代表。メディアアートと先端デザインを用いたコンテンツ開発を手がけるスーパー裏方。 |
|
江口靖二(5) デジタルサイネージコンソーシアム常務理事、慶應義塾大学DMC機構研究員などを兼務。 |
|
しらいあきひこ(2) カメラメーカー、ゲーム開発などの経験を持つ工学博士が最先端のVR技術を紹介。 |
|
今間俊博(5) 尚美学園大学 芸術情報学部 情報表現学科 教授。アナログ時代の事例を通じ、教育関連の最新動向を探る。 |
|
伊藤裕美(5) オフィスH(あっしゅ)代表。下北沢トリウッドでアニメーション特集上映を毎年主催している。 |
|
秋山謙一(17) PRONEWS記者。映像業界紙記者、CG雑誌デスクを経て、2001年からフリージャーナリストとして活動中。 |
|
UserReport(10) 業界で話題の商品を実際に使ってみてどう感じたかを、各方面の様々な方々にレポートしていただきました。 |
|
System5 Labs(8) SYSTEM5スタッフが販売会社ならではの視点で執筆します。 |
