米Sonnet Technologies社は、当社の16ドライブ搭載RAID Fibre Channelストレージシステム「Fusion RX1600Fibre」に、複数のクライアントが高速にファイルアクセス、編集するために必要なツールを加えたパッケージ「Fibre-for-4」の出荷を開始した。

このパッケージシステムは、最大4クライアントが8Gbファイバチャンネルを介して、ストレージにあるメディアコンテンツに同時アクセスできる、安定した高速で広帯域データストリーミングを保証する。RX1600Fibreは、高性能で拡張性のある、16ドライブ、ファイバチャンネル、RAIDストレージソリューション。ATTO Technology FastStream SC 8500Eコントローラを内蔵しており、ATTOのAdvanced Data Streaming(ADS)によりビデオ編集時に必要な安定したデータストリーミングを提供する。4基の1-ポート8Gb Fibre Channel PCIe アダプタカード、4本のファイバケーブル、4本のTiger Technology「MetaSAN」ソフトライセンスと一緒にシステムパッケージ化した。Apple Final Cut Pro、Adobe Premiere Proといった汎用映像編集システムと互換性を持つ。MetaSanは、高速でファイル共有/マネージメントを行なう、オープンプラットフォームのStorage Area Network(SAN)管理システム。

Mac OS X、Windows、Linuxに対応、センターストレージの共有として、異なるプラットフォームのクライアントが同時にストレージにあるデータファイルに簡単に高速にアクセスできる。このパッケージにより、多額の出費やシステム設計を行わずに、高性能、クロスプラットフォーム、ファイルレベル共有が出来る、編集プロダクションに適した小規模SAN環境を構築できるという。

Fibre-for-4パッケージの国内価格は、16TBの許容量を持つモデルが3,674,800円(税抜)、32TBの許容量を持つモデルが4,374,800円(税抜)で、正規販売代理店から販売される。