ソニー株式会社(東京都港区)は、世界初の”Google TV”プラットフォームを採用し、1台でテレビ視聴、アプリケーション・インターネットコンテンツをシームレスに楽しめるSony Internet TVの米国市場での導入を発表した。

Sony Internet TVには、テレビ一体型の”Sony Internet TV”と、ブルーレイディスクプレーヤー内蔵型の”Sony Internet TV Blu-ray Disc Player”の2種類がある。Wi-Fiを内蔵し、アンドロイドプラットフォーム上で動くGoogle Chromeブラウザと、内蔵されたIntelの高性能Atomプロセッサーにより、インターネットやテレビ番組を素早く検索し、簡単にエンタテインメントコンテンツや必要な情報へのアクセスが可能。

また、Dual View機能により、テレビの視聴をしながら、見ている番組についてツイートをしたり、スポーツの試合結果を確認したり、関連の動画をインターネットから探すことが可能で、好みのコンテンツへのアクセスをより簡単にするため、ブックマーク機能も搭載。2011年初めにはアンドロイドマーケットからのアプリケーションのダウンロードも可能になる予定で、ユーザー個人に最適にカスタマイズした楽しみを提供する。

この他、ソニーのプレミアムビデオ配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity (”キュリオシティ”ビデオオンデマンド)」の利用や今秋にアンドロイドマーケットからダウンロード可能になる携帯端末専用アプリケーションでアンドロイド携帯端末のリモコン利用などが可能だという。