PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > ニュース > NHK、小型SHVカメラで試験的オリンピック収録、2016年へ放送時期を繰り上げを目指す

News

NHK、小型SHVカメラで試験的オリンピック収録、2016年へ放送時期を繰り上げを目指す

2012-08-03 掲載

NHKは、ロンドンオリンピックを最新のスーパーハイビジョン(SHV)機材を使って収録し、パブリックビューイングを行っている。現場で使われているのは、今年5月に開催された「技研公開2012」にて一般初公開された、現行HDカメラと同等外形サイズを持つ3,300万画素SHVカメラ。7680×4320画素(3,300万画素)の映像を撮影でき、ヘッド部の重さが約4kgと小型化を図ったもの。10年前のSHVカメラは80kg。2010年時は20kgだった。

この新型SHVカメラは、NHK放送技術研究所と日立国際が共同開発した。従来のSHVカメラで実装していた複数のCMOSセンサを、7680×4320画素を1枚で対応できるCMOSセンサを実装することで小型化を実現した。SHV信号は非圧縮24GpsでHDD、SSDまたはP2レコーダへ転送される。HDD/SSDの場合20分~50分(非圧縮)、PSの場合は2時間(圧縮)ほど記録が可能。

「今回の新型SHVカメラが夏季オリンピックで試せることは、SHVを放送可能なフォーマットにするという我々の目標への大きな前進となった」と、久保田啓一NHK理事技師長は英BBCラジオシアターで行われた記者会見で語った。さらに「カメラやプロジェクタ、スクリーンの開発は順調。次の挑戦は、衛星と光を使っていかにSHV映像を伝送できるかという部分。技術革新の速度は現在、非常に高速。2016年あたりでそれら全てが確立できれば非常に嬉しい」と、4年後に試験放送時期を繰り上げられる可能性を示唆した。

NHK側は、パナソニックと145インチ「8K4K」スーパーハイビジョン対応PDPを共同開発。またシャープとは、85型スーパーハイビジョン液晶を共同開発している。

NHKは8月22日まで、渋谷など国内3カ所で「スーパーハイビジョン」によるパブリックビューイングを実施している。いずれの会場とも入場は無料。以前よりSHVトランスミッション実証試験などで提携をしているBBCでも、英国内3か所でパブリックビューイングを行っている。

(山下香欧)


[ Category : ]
[ DATE : 2012-08-03 ]
[ TAG : ]

関連する記事

NHK、8Kスーパーハイビジョンを活用した番組を放送

NHKは、8Kスーパーハイビジョンを火山活動の分析に活用した番組「8Kスーパーハイビジョン 超高精細映像で災害に立ち向かう」をスーパーハイビジョン試験放送で放送すると発表した。放送... 続きを読む

NHK、「第71回技研公開」の展示内容やイベントの詳細を発表。人口知能・AIを活用した番組制作技術などを公開

NHKは、2017年5月25日(木)~5月28日(日)に東京・世田谷のNHK放送技術研究所にて開催する「技研公開2017」の展示内容やイベントの詳細を発表した。技研公開は、NHK放... 続きを読む

NHK、大英博物館との国際共同制作を発表

富嶽三十六景「凱風快晴」 NHKは、江戸時代を代表する浮世絵師 葛飾北斎の作品の謎に迫る番組を8Kカメラを使用し、イギリスの大英博物館と共同制作することを発表した。共同制作... 続きを読む

NHK、気象情報の手話CGを自動生成するシステムを開発

気象情報手話CG検証サイト NHKは、気象庁が発表する気象情報をもとに、CGの手話による天気予報の動画を自動的に生成する技術を開発し、これについての評価や意見を募集する評価ペ... 続きを読む

NHK、第46回番組技術展を開催。放送現場のアイデアから生まれる技術を紹介

NHKは、同社の放送現場から生まれた技術を紹介する「番組技術展」を2017年2月26日(日)~28日(火)、東京・渋谷のNHK放送センターで開催する。 今回は、特別展示の8K... 続きを読む

トップ > ニュース > NHK、小型SHVカメラで試験的オリンピック収録、2016年へ放送時期を繰り上げを目指す