発表会でモデルを務めた、”全レッスン公開型アイドルユニット”フラップガールズスクールの青山玲奈さん

株式会社Cerevoは、PCレスで720pのHD映像配信が可能なライブ配信デバイス「LiveShell PRO」を2012年10月より発売する。希望小売価格は税込み54,999円。

LiveShell PROは、2011年11月に発売されたライブ配信デバイス「LiveShell」の上位機種。Ustreamやニコニコ生放送、YouTube Liveといった各種配信サービスに対して、720p H.264/AACでの映像・音声配信が可能。最大で10Mbpsの高ビットレート配信に対応し、3Mbps程度の低帯域でも高画質なHDライブ配信が行えるという。なお、従来のSDモデルは価格もターゲットユーザーも異なるため併売される。

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株式会社Cerevo代表取締役 岩佐琢磨氏が、LiveShell PROのコンパクト設計をアピール。外形寸法は123mm×90mm×26mm、重量350g(バッテリー含む)


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同社による「ライブ配信のプロ」の定義。これらの市場に対して、安価、安定、高画質配信が行える機器を提供していく。


筐体前面にはマイク入力端子とモニター出力端子を搭載。モニター出力端子は4ピンの特殊端子で、通常のイヤホンを用いて音声チェックが行えるほか、別売りのモニターOUT端子専用ブレイクアウトケーブルを利用することでモニター映像のチェックも可能。背面にはHDMI、コンポジット、およびオーディオ入力(MIC/LINE)端子を搭載しており、HDMIではカメラに付けたマイクからの音声も入力可能だ。HDMI端子上部には脱落防止のネジ穴が用意されており現場でHDMIケーブルが抜けてしまうことを防止できる。

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ネットワークは有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX)および無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)に対応。配信管理を行う専用サイト「Dashboard」の機能も強化され、画像をクロップして好きなアスペクト比での配信をしたり、細かい配信解像度の指定もできるという。

新たに内蔵された充電式バッテリーは交換も可能で、AC電源利用時は配信を止めることなくバッテリー交換が行える。万一ACアダプターが抜けてしまった場合でも自動的にバッテリー駆動に切り替わり配信を継続できる。なお、バッテリー1本でおよそ3時間駆動が可能としている。