米ゴルフチャンネルで放送している新ゴルフレッスン番組「ゴルフチャンネルアカデミー」で先週から、新しい撮影技法によるハル・サットンのスイングフォームがお茶の間のテレビで披露された。

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32個のGoProカメラをセミサークルリグに設置して撮影していくもの。従来のサイドやライン上にカメラを設置して撮影する方法ではなく、180度分を丸ごと32台のカメラで同時に撮影してしまう。セミサークルリグは縦にしても試されている。

撮影はオーランドのリッツカールトン・ゴルフクラブにて。この番組は全5回で毎週火曜日に放送されている。サットンは、新技法のショットシーンを通して様々な角度からティップスを伝授する。

撮影した後はポストプロダクションでの編集作業が入るため、ライブグラフィックのようにはいかないが、非常に魅力的なシーンが作り出せているという。編集にはアドビのAfter Effectsを利用している。

現在はこの番組だけで試験的に使っているが、この先はレギュラー番組でも使っていくとしている。

(山下香欧)