ブラジル最大級の放送局TVグロボ(Globo Comunicacao&Participacoes SA)は、ワールドカップの4K中継をパブリックビューイングするという。

TVグロボはFIFA連盟、ソニーと提携し、ソニー側でも告知しているとおり7月13日のファイナルを含めて3試合を4Kフォーマットで収録する。そしてリオデジャネイロのジャルディンボタニコ周辺にソニー製の65型4Kスクリーンを設置し、3試合の熱戦を4Kで実況中継する予定。グロボではこのパブリックビューイングで、スポーツファンがテレビの未来を体験できるとアピールをしている。今回の1か月に渡るワールドカップの報道は、期間中に約2500人のスタッフが動くという、歴代最大規模レベルのものだという。

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最大級といえば、ワールドカップが催される施設の1つ、コリントアリーナでは、世界最大級の170m×20mというサイズのLED巨大スクリーンが設置されている。このスクリーンには、34,000個のLEDが使用されている。

(山下香欧)