博報堂DYメディアパートナーズとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は8月26日からパナソニックのテレビ「ビエラ」上で動画広告の配信・掲載を開始した。2社による、パナソニック製家電上で行える動画広告配信サービスは、パナソニックのブルーレイ/DVDレコーダー「ディーガ」、ブルーレイ/DVDプレーヤーなどで先月末から先行開始している。

動画広告は、対象機器をインターネットに接続して表示するホームスクリーン上中央部に表示される。リモコンのキー操作1回で大画面での再生が可能。また、動画表示後には動画広告や関連するキャンペーンについて、視聴者へのアンケートを実施してマーケティングリサーチができる仕組み。

新しいネットワーク型広告サービスは、博報堂DYグループ横断で次世代テレビに関連するビジネス開発を行っている「ミライテレビファクトリー」が主体となり、DACと共同で開発した。第一弾として、東芝のレグザクラウドサービスのクラウドメニュー画面内で動画広告の掲載を開始している。

(山下香欧)