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[NAB2015]ブラックマジックデザイン、DaVinci Resolve 12を発表

2015-04-15 掲載

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Blackmagic Designは、同社のカラーグレーディングソフトウェアDaVinci Resolveに50以上の新しい編集/カラーグレーディング機能を追加したメジャーアップデート「DaVinci Resolve 12」をNAB2015にて発表した。2015年7月よりBlackmagic DesignのウェブサイトでDaVinci Resolve 12のアップデートを無償でダウンロードできる。

今回のアップデートは、新しいインターフェース、カメラ編集、新しいメディア管理ツール、VST/AUプラグインに対応した新しいプロ仕様のオーディオエンジン、ショットマッチング、3Dキーヤー、3D遠近トラッカー、カーブ編集機能の向上などが含まれる。

DaVinci Resolve 12は、新しいインターフェースを採用し、全体的な配色が明るくなり、新しいフォントを採用して目への負担を軽減しているため、長時間の作業にも容易に対応可能だとしている。インターフェースは拡張可能で、Retinaディスプレイなどの高DPIモニターでも美しく見えるよう設計されているという。

マルチカメラ編集機能は、エディターは複数のソースからプログラムをリアルタイムで編集することが可能。DaVinci Resolve 12は、タイムコード、オーディオ波形、あるいはイン点/アウト点を元に複数のカメラアングルを同期でき、オーディオやビデオを編集している最中に、ソースモニターは複数のカメラアングルショットを表示することでこれらのショットを同期して再生することが可能だ。

http://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2015/04/150415_DavinciResolve12MulticamPage.jpg マルチカメラ編集の画面
※画像をクリックすると拡大します

その他にも、トリムモード、マルチスリップ、スライド、リップル、ロール編集の機能が向上し、エディターは同一のトラック上でも複数のポイントを選択してクリップの動的トリムや非対称トリムが可能となっている。タイムラインは多くのシーンを含むプロジェクトにも対応できるよう、ネスト化、同時編集、拡大/縮小に対応する。また、新しいトランジションカーブ機能により、トランジションパラメーターのカスタムカーブを作成/編集でき、新しいオンスクリーンコントロールを使ってタイムラインビューアから直接モーションパスを確認・調整することも可能だ。

また、新しい高性能オーディオエンジンに対応し、高サンプリングレートに対応する。JKLトリムを行っている際の逆方向再生やテープスタイルのスローモーションスクラブなど、リアルタイムのオーディオ再生性能を向上させるという。VSTおよびAUプラグイン、そしてそれぞれのカスタムインターフェースがサポートされており、各クリップ/トラック全体で使用可能。オーディオパラメーターの調整は保存でき、編集可能なオートメーションおよび完全なカーブエディターに対応しているため、プロジェクトをAAFファイルで直接ProToolに書き出してオーディオのフィニッシング作業を行うことが可能になった。

DaVinci Resolve 12では、編集ワークフローに適応するようメディア管理機能が再設計された。ユーザーは、新しいコピー、移動、トランスコード、再リンク、統合ツールを使用してプロジェクトやメディアを管理可能。メディアを含む全プロジェクトを簡単にアーカイブ/復元することも可能。またスマートビンを作成することでメディアを簡単に検索可能だという。スマートビンは、メタデータのタグを元にフッテージを表示する。FinderまたはWindows Explorerからドラッグしてメディアを読み込んだり、新しい「お気に入り」機能で、ディスク上の頻繁に使用するメディアフォルダーにワンクリックでアクセスすることが可能だ。

カーブインターフェース、複数のクリップの自動カラー分析/マッチ機能、3D遠近トラッカー、マットフィネスオプションの付いた新しい3Dキーヤーが追加され、主要なグレーディング/カラーコレクションツールも改善された。独自のスマートフィルターを定義すること、ウィンドウをベジェに変換すること、複数のノードを統合ノードにシンプルに見やすくまとめること、複数のクリップに渡ってグレードをリップルすること、プリ/ポスト・グループグレードをクリップの各グレードに統合することが可能となった。また、リモートレンダリングにも対応しており、レンダリングジョブを同じデータベースおよびストレージを共有する別のDaVinci Resolveシステムに分配可能だ。

さらに、編集タイムラインは他の編集ソフトウェアと「ラウンドトリップ」が可能となり、設定、プラグイン、編集を保存可能。オーディオサポートも大幅に改善され、Final Cut Pro Xのオーディオタイムラインとマッチするので、より優れたコラボレーション・ワークフローを実現できるとしている。

Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。

ペティ氏:DaVinci Resolve 12は、非常に素晴らしいアップデートです。エディターの皆様にも、カラリストの皆様にも評価していただけることでしょう。

ユーザーの皆様からリクエストされていた機能を数多く組み込みました。さらに、マルチカメラやその他の優れた新しい編集機能を追加したのです。Resolveは、クリエイティブな編集にも、フィニッシングにも最適です。Resolveは、ボタンをクリックするだけで、編集からグレーディングへと切り替えられる唯一のシステムです。つまり、一切妥協することなく、スピーディかつ高品質なワークフローを実現できるのです。そしてResolveの一番の利点は、DaVinci Resolve Liteを無償でインストールして、プロジェクトに使用できるということです。定期費用などは一切かからず、クラウドへの接続も必要ありません。独自仕様のハードウェアを購入する必要もありません!


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[ DATE : 2015-04-15 ]
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