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Blackmagic Design製品事例:名古屋テレビ放送の4K/HDR対応編集・グレーディング室の場合

2016-02-05 掲載

Blackmagic Designの発表によると、名古屋テレビ放送株式会社(以下:メ~テレ)が4K対応編集室にSmart VideohubルーターおよびDaVinci Resolve Studioを導入したという。同編集は、東海エリアで初のHDR対応の4K編集・グレーディング室となる。

メ~テレは名古屋に拠点とした放送局で、自社制作番組のほか、テレビ朝日系列の全国ネットの番組なども放送している。自社制作番組には、ニュース、情報番組、音楽番組などが含まれる。また同社では次世代放送先進局を目指し、一昨年度より4Kによる撮影および番組制作に力を入れている。

メ~テレの制作・ポスプロ施設に新設された同編集室には、4KおよびHDRコンテンツのグレーディング用にDaVinci Resolve Studioが導入された。また、Smart Videohub 40×40およびVideohub Smart Controlは、メディアのルーティングおよび編集室内での様々なフィードの管理に使用されている。DaVinci Resolve Studio導入の経緯について、同社技術戦略部の村田実氏は次のようにコメントしている。

村田氏:メ~テレは一昨年から4Kでの番組制作に取り組んでおり、より一層の4K番組制作力強化が社内的に望まれていました。この編集室では、メ~テレの既存2K編集室との親和性を保ちながら、今後の4K制作計画に対応できるような設備を選定しています。またノンリニア編集システムに加え、カラーグレーディング業務にも対応できるよう、DaVinci Resolve Studioと4K対応有機ELマスターモニターも導入しました。

東海エリアでは初となる、HDR制作に対応した編集室です。なおDaVinci Resolve Studioはグレーディング目的だけでなく、OpenEXRやRED HDRxなど多彩なフォーマットに対応しているため、DaVinci Resolve Studioをフロントエンドとして多様なインジェスト素材への対応も目的の一つです。

編集室のルーティングスイッチとして導入したSmart Videohubは40入出力の豊富なインターフェースを備えており、4K/2Kを柔軟にルーティングできたことは編集の効率化に貢献しました。この編集室の映像システムは、HD・4Kが混在する複雑な系統になっていますが、Smart Videohubを用いることで、スムーズな映像の切り替えが実現できています。一旦編集を始めると4Kをあまり意識することなくSmart Videohubによる5系統のQuad-Linkされた4K信号や3系統のHD映像信号などが切り替えられ、オペレーターの負担を軽減しています。

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DaVinci Resolve Studioについてもこのようにコメントしている。

村田氏:メ~テレは新たな映像手法として注目を集めているHDRにも今後、取り組んでいきます。DaVinci Resolve StudioがHDR対応をしていることは弊社の方針に合致し、大きな意味を持ちます。

また、DaVinci Resolve StudioによりHDR制作も効率良く行えることができるものと確信します。メ~テレは次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)にHDR検証コンテンツを納品予定ですが、このコンテンツもDaVinci Resolve Studioを使って制作しています。

また、同局では編集室以外にもBlackmagic Design製品を使用しており、最近ではSmart Videohub CleanSwitch 12×12を導入した。

村田氏:Smart Videohub CleanSwitchは屋外のイベントや収録などで使用する目的で導入しました。例えば昨年の「メ~テレ秋まつり2015」では4Kカメラや4Kプレイヤー、CGなどをリアルタイムに切り替え4K可搬型マルチモニタに上映しましたが、Smart Videohub CleanSwitchのおかげで、シンプルな機器構成が実現できました。

Blackmagic Designの製品は、デザインや費用面において優れています。実際に使ってみて、コンピューターによる簡単な設定や、フロントパネルの見やすいランプデザインなどに好感が持てます。


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[ DATE : 2016-02-05 ]
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