ハイビジョンの開発、実験の様子

NHKは、同社が開発した「ハイビジョン」と「緊急警報放送」が、IEEEマイルストーンに認定されたことを発表した。

IEEEマイルストーンは、電気・電子・情報の分野において、地域社会や産業の発展に多大な貢献をし、国際的に高い評価を受けてきた歴史的業績を表彰する制度として1983年に創設。日本国内ではこれまで26件が認定を受けており、NHKも2011年に一般家庭が衛星から直接電波を受信する「直接衛星放送サービス」に関わる研究開発の業績で認定を受けた。今回でNHKが認定されたIEEEマイルストーンは3件になる。今回の認定は以下の功績が認められたものだという。

(以下、プレスリリースより引用)

  • 視聴者に高い臨場感をもたらす、高解像度かつ横長画面のハイビジョン放送システムに関する長年にわたる研究開発
  • 世界初となった1985年の緊急警報放送開始と、その実現に向けた長年にわたる研究開発

なお、IEEEによる認定を記した銘板の贈呈式は、2016年5月11日に行われる予定。

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緊急警報放送の図