Avidは、Avid MediaCentral Platformを基盤とするソリューションとの完全統合を含み、Panasonic社のビデオフォーマットであるAVC-ULTRA(AVC-LongG)に対応するエンド・トゥ・エンド制作ワークフローをNAB2016にて発表した。

同社独自のAVC-LongGストリームのスプライス機能では、送出やコンソリデート時に、全体の再エンコードを行わず、既存のシーケンスに変更を加えることが可能。Avid MediaCentral Platformとのシームレスな統合により、運用慣習を阻害するリスクなく、ユーザーは新しいカメラ・プラットフォームに投資し、旧型のカメラと安全に置き換えることができるとしている。

Avidのバイスプレジデント兼製品管理最高責任者ダナ・ルチカは次のようにコメントしている。

ルチカ氏:放送局のお客様は、幅広いフォーマットや解像度を制限なく扱うことができる統合されたワークフローを必要とします。Avid Everywhereのオープン性を通じて、Avidはメディア制作者や企業にとって価値ある業界フォーマットへの対応に力を注いでいます。エンド・トゥ・エンドのAVC-LongGワークフローとMediaCentral Platformでのサポートを提供することにより、Avid Resolution Independence(レゾリューションインディペンデンス)を拡張し、お客様やパートナーへ比類ない性能と効率性を提供します。