デジタルワイヤレスインターカムシステム「WD‐D10シリーズ」

株式会社JVCケンウッドは、2016年5月25日から27日まで東京ビッグサイトにて開催される「ワイヤレスジャパン2016」に出展する(西4ホール/ブースNo.9-3-1)。

同社ブースでは、スマートデバイスを活用した、倉庫や工場などでの入出庫・ピッキング時における作業支援ソリューションと、作業連絡用のコミュニケーションツールとしてワイヤレスインターカムを展示する。展示内容の詳細は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

<JVCケンウッドブース>の展示内容

A:「入出庫・ピッキング作業支援ソリューション」

運用中の既存WMS(倉庫管理システム)と共存し、作業支援に必要なロケーション情報や荷姿画像情報などの付加情報を保持したサーバーアプリケーションと、ピッキング時などにスマートフォン、小型PC、ヘッドマウントディスプレイといった各種スマートデバイスを活用できるスマートデバイス・アプリケーションから成る入出庫・ピッキング作業支援ソリューションを紹介します。

スマートデバイスによるピッキングデモンストレーション

  1. 作業支援サーバーとの連携により、ピッキング作業現場においてリアルタイムに作業情報を送受信し、スマートデバイスにロケーションや荷姿の表示をすることにより、作業の効率化・平準化を体験できるデモンストレーションを行います。
  2. 作業支援システム運用実例の紹介((株)JVCケンウッド山形:山形県鶴岡市)
    当社グループ会社である(株)JVCケンウッド山形のピッキング現場に導入した作業支援システムの運用実例を紹介します。現場作業のコンサルティングに基づき、既存のWMSを補完する作業支援サーバーと、作業効率を高めるスマートデバイスを導入。それらを効率的に連携させるアプリケーションを開発し、組立工程前の部材ピッキング作業の時間短縮や作業の平準化を実現しました。これらを映像で紹介するとともに、そのシステムの一部も展示します。
  3. 高解像度表示が可能な業務用ヘッドマウントディスプレイ[Near Eye Display(仮称)」(参考出品)
    作業支援ソリューションにおけるスマートデバイスの一つとして開発中の業務用ヘッドマウントディスプレイを参考展示し、実際に体験いただけます。高解像度1280×720ピクセルの画像を仮想サイズ17インチ(1m先)で表示可能とし、文字や荷姿画像、商品写真なども明瞭に視認できます。また、視度(ピント合わせ)/輝度(明るさ)調整機能、ディスプレイの右目/左目対応機構を採用し、見え方の個人差にも対応。既存モバイルバッテリーとの組み合わせにより24時間以上※1の稼働時間を実現するとともに、装着時の安定性が高く、長時間でも装着しやすいヘッドセット機構を搭載し、装着時のストレスを低減します。

※1:5200mAhのモバイルバッテリー使用時、ディスプレイ部のみ。(当社測定による)

B:「作業連絡用コミュニケーションシステム」

デジタルワイヤレスインターカム「WD-D10」シリーズ

工場や倉庫業務における作業連絡用のコミュニケーションツールとしてデジタルワイヤレスインターカム「WD-D10」シリーズを展示します。1システムで最大10名までの同時通話を実現。常時マイクをONにすることができ、いつでも会話に割り込んでハンズフリーで話せるため、少人数でもスピーディーに情報共有が可能です。クリアな音質と屋外使用にも対応するタフネス設計の小型・軽量な子機を用意。業務の効率化とコミュニケーションの向上をサポートします。