伊藤忠ケーブルシステム株式会社は、2016年7月6日に東京・秋葉原UDXにて「OTT配信最新ソリューションセミナー」を開催する。

同セミナーは、海外メーカーからOTT配信における海外最新動向を知ることができ、セミナー後には懇親会の場も提供される。セミナーおよび懇親会の参加費は無料だが、同社Webページより事前登録が必要。アジェンダは以下の通り。

■マルチスクリーン配信プラットフォーム

<パネラー>ウィリアム・リム氏
Quickplay Mediaが展開しているマルチスクリーン配信マネージメントについて紹介。ライブ・VOD配信に必要な設備一式に加え、メタデータのワークフロー、CMS/DRM、プレイヤーSDKといった、放送品質の動画配信に必要なものを提供できる。

■ライブ・リニア配信へのダイナミック広告挿入

<パネラー>デビッド・スプリンゴル氏
英Yospaceのライブ・リニア放送向け、ダイナミック広告挿入ソリューションについて紹介。挿入する広告アセットのABR化をクラウド上で実行することで、既存広告サーバ仕様のまま連携が可能。

■サービス運用モニタリング

<パネラー>スタン・リン氏
米Ineoquest Technologiesによる、放送および衛星・ケーブル事業者向けのネットワーク動向の監視・品質改善を実現する、QOS/QOE改善ソリューションについて紹介。入出力から、オリジンサーバの前後段、CDNキャッシュサーバー出力の各ポイントで、配信ストリームの正常性を24時間常時モニタリングし、個別プレイヤーの振舞いを追跡できる。

■VoD用トランスコードワークフロー

<パネラー>フィル・仁・チャン氏
ハイエンドなファイルトランスコードとワークフローの自動化を実現するソリューションを持つ米Telestream社から、OTT用トランスコードに対する最新対応状況を紹介。

(山下香欧)