米NewTekは、ペンシルベニア州フィラデルフィアに本拠地を置くNFLチーム、フィラデルフィア・イーグルスが運営するPhiladelphiaEagles.comで配信した「イーグルス・ドラフト・セントラル」のライブプロダクションにマルチカメラ・ビデオプロダクションシステムNewTek TriCaster Advanced Editionを使用したことを発表した。

フィラデルフィア・イーグルスは、ペンシルベニア州フィラデルフィアに本拠地を置くNFLチーム。同チームは、既存のイーサネットネットワークを利用して、IPライブプロダクションを実現するネットワークデバイスインターフェイス(NDI)のもと、マルチカメラ・ビデオプロダクションシステムNewTek TriCaster Advanced Editionを使い、数時間にわたる独占報道を行った。

ドラフト報道の一部は、チーム内部のビデオプロダクション部門であるイーグルス・ネットワークが担当し、ファンの要望に応えるために報道範囲を広げた。同番組は3日間のドラフト会議において、チームの本拠地であるノバケア・コンプレックス内にある2施設のスタジオと、スタジアムから離れたリンカーン・ファイナンシャル・フィールド、ドラフトが行われているシカゴのルーズベルト大学内のオーディトリアム・シアターのほか、いくつかの遠隔拠点をつなぎ、スカイプビデオをオンエアソースとして利用可能なNewTek TalkShow VS-100を使って約12時間におよぶ生中継を行った。

イーグルスでは2台のNewTek TriCaster 8000を使い、各地域にまたがる番組を制作した。フィラデルフィア・イーグルスでスタジオ/ライブ制作マネージャーのマーク・レブラング氏は次のようにコメントしている。

レブラング氏:NewTekのソリューションは、プロスポーツチーム層に最適です。TriCasterをはじめ3Play、TalkShowといったNewTekのライブプロダクション向け製品は、現場のニーズに上手く応えてくれますし、機能およびコストパフォーマンスも非常に優れていると言えます。我々のようなプロスポーツチームから大学、高校スポーツ番組制作にフィットするソリューションとしてお勧めします。