過去最多となる520社が一堂に集結

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2014年から開催している「ライブ&イベント産業展」は、今年で第3回目を迎え、昨年同様千葉・幕張メッセにて7月6~8日の3日間開催された。主催者のリード エグジビション ジャパン株式会社の発表では昨年より120社増加の520社、来場者数は3日間で18,837人(出展関係者やセミナー受講者を含むと29,993人)と公表しており、年々この分野での関心が高まっているといえるだろう。

ライブ&イベント産業展はライブ・コンサート・舞台や各種イベントを開催するために必要な、企画制作・運営、演出、機材を始め、ライブ配信技術やグッズ制作、キャスティング、サービスなどが一堂に集まる総合見本市。出展社は企画や運営、レンタルなど総合的なソリューション提供会社やサービスの提供のほか、イベントに必要な機材やシステムを扱う会社など多岐にわたっている。

なお、来年も今年と同様に幕張メッセにて2017年5月31日~6月2日の3日間開催予定だが、展示会の名称が「第4回 ライブ・エンターテイメントEXPO」に変更となる。

2016年の流行とは

■パナソニック
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4K・8Kディスプレイや、映像モニター・ディスプレイ、プロジェクター、デジタルサイネージ、カメラ・撮影機材、レーザー照明など、幅広い製品群を展示。

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3チップDLP方式と、同社独自のSOLID SHINEレーザー技術の組み合わせにより超高輝度、高画質投写を実現した「PT-RZ31KJ」

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4K UHD液晶ディスプレイ「TH-84LQ70J」。ディスプレイ前面に耐衝撃3.5 Jの保護ガラスを採用しており、外部からの衝撃に強い堅牢設計。縦置き設置の場合は人物をほぼ等身大で映し出すことができるため、サイネージとしての利用も可能

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照明器具のスペースプレイヤーと映像を使った空間演出。スペースプレイヤーは天井直付型、床置型、配線ダクト取付け型の3タイプ。リモコンでの操作や、設定時刻に自動再生が可能なスケジュール再生機能、時刻同期により複数台を連携させて同時再生も可能

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VARICAM HSやAV-HS6000を使った240fp映像の撮影と表示システムの技術展示

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液晶ディスプレイ「TH-55LFV70J」と「TH-55LFV80J」による空間演出展示。ディスプレイのベゼル幅が目立たない超狭額縁デザインを採用


■シネ・フォーカス
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4K対応の高精細LEDや3Dホログラム、タッチパネル型透過ディスプレイなどを展示。

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2.6mmピッチLEDディスプレイ「Air MAG-2」を120枚(縦6×横20)使用した画面サイズ縦3000mm×横10000mmで4K映像を展示。Air MAGシリーズはコントラスト比3000:1、輝度1,000nitで、1パネルあたり9kgと軽量ボディ

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英MUSION 3D社監修の3Dホログラムシステムのデモンストレーション。客席とステージの間に斜めに設置した特殊なフイルムに映像を反射させている。大型ステージとの組み合わせにより等身大での立体映像とパフォーマンスの共演も可能だという。同社では横幅12mステージでの実績がある

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水族館「アクアパーク品川」にて同社が企画・演出・施工を行った展示水槽マジカルグランドエリアのタッチパネル水槽。透過型液晶パネルを搭載しており、タッチ、スライド操作により水槽の魚たちとリンクした様々な演出を行っている

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40,000ルーメン、2K解像度の3チップDLPプロジェクター「HDQ-2K40」


■エルテック
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軽量薄型LEDデジタルサイネージ「i-max UltraLight」や、透過型ディスプレイ「i-max OLED LO55」、LEDデジタルサイネージ「i-max Poster」などのサイネージ利用向けの製品を多く展示。

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輝度5,000nits、5kg/m2、5mmの軽量薄型LEDデジタルサイネージ「i-max UltraLight」。シート構造になっており、貼って剥がすことや、湾曲面にも貼ることが可能

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フルカラー有機EL方式と、独自のクラスター構造の55inch透過型ディスプレイ「i-max OLED LO55」

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LEDデジタルサイネージ「i-max Poster」。スマートフォンでワイヤレス接続でき、専用アプリ「Eye Touch」によりライブ編集とアップロードが可能


■映像センター(AVC)
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映像センターは、新しくレンタル開始となる「Linx-9」が初披露されたほか、2.5mmピッチLED映像表示システム「A2」や、透過型10mmピッチLED映像表示システム「OSTEO-10」などを展示。ブースではVJやDJによるイベントも行われていた。

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カーテン形状の9mmピッチLED映像表示システム「Linx-9」(写真奥のLEDシステム)

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4K対応の2.5mmピッチLED映像表示システム「A2」

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透過型10mmピッチLED映像表示システム「OSTEO-10」。複数のユニットを組合わせることで自由なサイズで展開が可能


■エーディテクノ
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エーディテクノは、撮影用フィールドモニターや、業務用マルチメディアディスプレイ、映像信号の変換・延長器、分配器などを展示。NABで参考出品していた製品も多数展示されていた。

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DIGITAL FORECAST社の7型のLCDタッチパネルモニターを搭載したアップ/ダウン/クロス対応マルチコンバーター「X_TS」(参考出品)

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SDI/HDMIクロスコンバーター「X_ODA」(参考出品)。SDI、HDMIを各1入力搭載

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近日発売予定の4K UHD対応メディアプレイヤー「AS4K2K」は、HDRコンテンツの再生にも対応

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フルHD以上の解像度1920×1200、広視野角上下左右各178°、コントラスト比1200:1のIPS方式液晶パネルを採用した4K30p対応の7型液晶フィールドモニター「75HA」


■ジャパンマテリアル
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ジャパンマテリアルは、国内初出展となるエッジブレンディングプロセッサー「GeoBoxシリーズ G-602」や、サイネージプレーヤー「BrightSign」を展示。

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台湾VNS社のエッジブレンディングプロセッサー「GeoBoxシリーズ G-602」。エッジブレンディング機能を持たないプロジェクターでも、画面の境目を感じさせないシームレスなマルチ画面表示が可能

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H.265に対応し、4Kビデオ再生エンジン搭載により4K60p映像をHDMI2.0経由で表示可能な「BrightSign 4K」


■リコー
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リコーは、360°コンテンツが制作可能な「THETA S」や、超単焦点プロジェクターなどを展示。

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360°撮影が可能な「THETA S」。今年5月に発売されたエクステンションアダプター「TE-1」によりTHETA Sを三脚に設置した状態でUSB接続による給電が可能となった

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THETA Sで撮影したコンテンツを写真のような状態にして持ち帰り可能にする専用アプリケーションを開発しているとのこと

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壁際12cmから投写可能な超単焦点プロジェクターによる省スペース、大型サイネージの展示


■衛星ネットワーク
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衛星ネットワークは、衛星サービスを提供するスカパーJSATグループと、地上インターネット回線でサービスを提供するデジコンが開発した車載型映像制作システム「4Kista!」を展示。

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4K60P映像制作に対応した車載型映像制作システム「4Kista!」。中継・収録運用に対応したカメラや、ハイスピードカメラを標準装備

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車内には4K60P運用時1M/E 1Keyerのビデオスイッチャーを装備