DJIは、iPhoneで制御する手持ち型ジンバルカメラOsmoにズームカメラを搭載した「Osmo+」を発表した。Osmo+は、光学3.5倍ズームとロスレスデジタル2倍ズームを組み合わせ、22mm~77mmの焦点距離に対応している。開口はF2.8(広角)からF5.2(望遠)まで。1080p撮影時には最大7倍ズームまで可能。ロスレスデジタルズームは1080p撮影時のみ有効。

現行のOsmoと同様、静止画は12MP JPEGとAdobe DNG RAW、動画は4Kまで。1080pでの100fpsスローモーション機能も維持されている。現行機種から追加された機能としては、モーションタイムラプスで、アプリの画面上でカメラ移動のスタート点とエンド点をマークして、開始する設定となっている。また同社によると、3軸画像安定化システムが改善され、特に静止画を撮影する場合、その精度向上を発揮した安定性をみせるという。

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本体のサイズは61.8mmx48.2mmx161.5mm、重さは201g

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Osmo+はDJI GOアプリと互換性を持ち、三脚、バイクマウント、延長ロッドを含むマウントツールと拡張ツールの利用も可能だ。価格は、ハンドル+Zenmuse X3ズームカメラのセットで税抜71,400円、Zenmuse X3ズームカメラのみは税抜54,900円。

(山下香欧)