カールツァイス株式会社は、シネマズーム・レンズ「ZEISS Lightweight Zoom LWZ.3 21-100mm/T2.9-3.9 T」を2017年1月末より発売する。販売価格はUS9,900ドルを予定している。また同レンズは、2016年9月9日~13日にオランダ・アムステルダムRAIにて開催される放送機器展「IBC 2016」にて展示される。

160902_Zeiss

EFマウントのARRI AMIRA(左)とEマウントのSony PXW-FS7(右)に装着したところ

ZEISS Lightweight Zoom LWZ.3 21-100mm/T2.9-3.9Tは、スーパー35mm判センサーをカバーし、ズーム比約5倍で、従来のCP.2およびCZ.2シネマレンズ同様にIMS交換マウントを備えている。主な仕様は以下の通り。

仕様
焦点距離 21-100mm
絞り値 T2.9-22
レンズ構成 18群22枚
絞り羽根 11枚
MOD(最短撮影距離) 80cm
対応センサー領域 ANSIスーパー35mm判
フォーカス回転角 294°
前枠径 114mm
長さ 226mm
重量 2.0Kg
対応マウント EF、F、PL、E、MFT(交換式)
160902_LWZ

CP.2/CZ.2シリーズ同様、使うカメラに合わせてユーザー自らが交換できるIMS交換マウント採用