ソニーは、HDRプロダクションコンバーターユニット「HDRC-4000」を2017年3月に発売する。希望小売価格は税抜220万円。

HDRC-4000は、4K-HDR S-Log3/BT.2020フォーマットで運用する4KライブHDR制作ワークフローにおいて、コンテンツ配信の用途に合わせたフォーマット変換をリアルタイムで行う変換器。配信時の変換だけでなく、既存のHDコンテンツやS-Log3以外の信号の取り込みなど、入力時の映像信号変換にも活用でき、HDR/SDRの同時制作をシンプルなシステム構成で実現するという。また、同社独自のアルゴリズムにより、4K-HDR S-Log3/BT.2020の制作領域で決定した画質や色を、配信時のEOTFに関わらず、忠実に再現して変換する機能を搭載している。本体サイズは1.5U(幅約424mm×高さ約66mm×奥行役395mm)で、2系統のフォーマット変換に対応する。

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HDRC-4000およびソニーの4Kカメラシステムによるスポーツライブの4K・HDR制作ワークフロー