NewTekは、デジタルメディア業界向けスタジオオートメーションツールのリーディングプロバイダーであるVizrt社(以下:Vizrt)と共に、IPベースのニュースルームソリューションにおけるコラボレーションを発表した。

ニュースルームソリューションでは、Vizrtスタジオオートメーションシステムと、NewTekが最近発表したNewTek IPシリーズを含む、全ライブプロダクション製品による、シームレスなライブプロダクションを実現するとしている。VizrtのCTO(最高技術責任者)であるペッター・オレ・ヤコブセン氏は次のようにコメントしている。

ヤコブセン氏:自社開発のスタジオオートメーションシステムは、今までの煩雑だったライブ制作を柔軟に、そして容易く運用できる環境にします。Vizrtでは、お客様のニーズに最適なIPワークフローを選択できるIP構造を開発しました。ライブプロダクションソリューションのNewTek社のフル製品ラインと、当方のスタジオオートメーションシステムを組み合わせることにより、メディア企業は、制作全体に対する、新しいネイティブIPのワークフローを実現することができます。

NewTekの社長兼CTO(最高技術責任者)のアンドリュー・クロス博士は次のようにコメントしている。

クロス氏:最新ニュースやスポーツの生中継におけるコンテンツ制作に対する要求は、迅速性や精確性だけではなく、視聴環境の多様化を考慮しなければなりません。Viz MosartオートメーションシステムとNewTekのライブプロダクションの組み合わせは、業界の将来の視野に入れたシステムソリューションだと言えます。業界に大きく変化を及ぼす技術移行を取り入れ、我々は真のIPベースのワークフローを実現するために、長い期間、一緒に取り組んでまいりました。