限られた予算でタイムスライス撮影を行う際、候補にあがるGoProカメラと組み合わせるCamDo社のアクセサリー「Bullet(ブレット)」を紹介する。複雑な設計や操作を考えずにタイムスライス撮影が行える。新しくないツールであるがゆえに、これを愛用して制作した映像作品がPermaGrin Filmsからいくつか公開されている。

PermaGrin Filmsによる「Imagination」では、風船を持った少年が飛び立とうとするシーンで使用されている。GoPro HERO3ブラックエディションを20台、約180センチ長のカーブレーンにマウントし、シャッタートリガーとしてBulletを使用した。

“Loud” by The Spacies&Jeremus

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パルマグリンフィルムの専用レール

Bulletは、電源とシャッター操作を有線LEDリモートシャッターコントローラー(別売)で行う。単一カメラで制御するだけでなく、複数のGoProカメラをレーンにマウントしてデイジーチェーンのように制御すれば、タイムスライス撮影が可能。

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Bulletは1台のカメラに1個接続する。入出力ポートを有し、付属のパッチケーブルでデイジーチェーン接続をする。Bulletはシャッターの同期機能は持たず、リモートシャッターを押すことによりシャッターコマンドが一斉に各々のカメラに送られる。現在、対応できるGoProシリーズはHERO3+とHERO4で、今秋発売予定のHERO5シリーズ対応についてはメーカー側から情報が公開されていない。価格はオンラインで99ドル。リモートコントローラーは30ドル。

(山下香欧)