Square Box Systems社は、2017年4月22日から27日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2017の同社ブースに展示予定(サウスホール/SL5024)。

同社ブースでは、新しいプラットフォーム、環境、OSへの対応を含んだデジタルアセットマネジメントとメディアアセットマネジメントソリューション向けに開発された次世代の製品群の最新バージョンを出展する。展示される主な製品は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

CatDV Enterprise Server 7がWeb2.2に対応

エンタープライズ(企業)連携の発展にさらなる活力をもたらすために、CatDV Enterprise Server 7は、ウェブとイントラ(企業内)ネットでの展開に、より一層の力を入れるようになりました。ライブロガー、フレーム単位の正確さで行えるビデオプレイバック、動的なサブクリップのトリミングやダウンロード、クリップのグループ共有といった新機能を搭載しました。

更に、新しくなったCatDV Web 2.2は派生する値が有効な形で見えるようになっており、色分けされたメタデータがハイライトされます。レビューやオンラインまたはアーカイブのステータスを確認するのに最適です。組織化ツールにも、カタログの作成とリネーム、アセットの移動、新しいドラッグアンドドロップといった機能の追加があります。また、新しくなったProfessional Web Clientは、ソースやレコードのラフカットエディター、フルスクリーンユーザーインターフェイスをServer 7にインストールされたオプションを反映して利用できます。

その他の特長としては、ウェブベースのシステム管理、管理者向けのREST API、より強力になった通知機能、より多くのカスタマーがいる環境への対応、集中化されたパスマッピング、より効率的になった検索ツール、ユーザ毎に自在にカスタマイズできるインターフェイスといった多くの重要な改善が含まれます。

Worker 7:WindowsとMacの環境だけでなくLinuxにも対応

2017年のNAB Showで、Square Box SystemsはWorker 7を展示します。Worker 7はCatDV MAM環境のための強力で新しいワークフロー自動化ソリューションです。WindowsとMacの環境に加え、LinuxがフルサポートされたWorker 7によりCatDVは、バーチャルもしくはクラウド環境で膨大な数のアセットを管理する必要がある大規模な企業ユーザーにとって魅力的なオプションになります。

Worker 7はエンタープライズクラスの環境でサービスが実行できるように再設計されました。リモートでモニタリングが行え、ワークフロー設計と設定を行うための新しいグラフィカルユーザーインターフェースを備えています。

CatDV 12

Square Box SystemsはCatDV 12にも焦点を当てます。CatDV 12は、業界随一のMAMシステムの最新版です。CatDV製品ラインの継続的な進化の中でも特に大きな進歩を遂げたCatDV 12は、最新のServer 7をネイティブサポートする、ユーザー体験の更新と洗練を特長としています。加えてCatDV 12では、音声ファイルへの対応が強化され、高度な波形ディスプレイ、VUメーター、そして、より多くのオーディオトラックを利用できるようになりました。

システムのロギングとインジェスト能力が更新され、CatDV 12は専門的なビデオプレイヤーとして独立して操作できるようになりました。大規模導入への対応においてCatDVに並ぶものはありません。最新の放送フォーマットやカメラフォーマットをサポートする64-bitアーキテクチャーと強力なプレイバックエンジンを備えています。

Pegasus Server

CatDV Pegasus Serverは数百万のアセットを横断する超高速なGoogle型の検索が行えます。Oracleと Microsoft SQL Serverのデータベースに対応しています。2017年のNAB ShowでSquare Box Systemsは、強化されたセキュリティ面、柔軟性、洗練されたアセット使用量の統計とレポート、加えて検査機能にも焦点を当てます。それらは最新版のCatDV Pegasus Serverで利用可能です。

S3への対応:CatDV Archive to Cloud

Square Box Systemsは、お客様の声に応えCatDV Archive to Cloudを立ち上げました。MAMの働きをクラウドサービスに拡大させることができます。

2017年のNAB Showでは、CatDV Archive to Cloudがメディアアセットをアーカイブし、Amazon S3、SpectraLogic Black Pearl、IBM Cleversafe、そしてMicrosoft Azureといった様々なS3ベースのパートナーのクラウドにメタデータを関連付けるところを実演します。