アビッドテクノロジー株式会社は、SDから4Kまで幅広いフォーマットに対応する新たなハードウェア・インターフェース「Avid Artist | DNxIQ」を発売開始した。希望小売価格は、2017年6月15日までの期間限定でプロモーション価格が設定されている。主なラインナップと価格は以下の通り。

  • Artist | DNxIQ + Media Composer:税別521,100円
  • Artist | DNxIQ + Media Composer (ドングル):税別574,200円
  • Artist | DNxIQ + Media Composer年間サブスクリプション(2年間):税別521,100円
  • Artist | DNxIQ:税別414,900円
  • Nitris DX or Mojo DXからArtist | DNxIQへのトレードイン:税別361,800円

Avid Artist | DNxIQは、SD、HD、2K、UHD、4Kコンテンツを簡単にキャプチャ、モニター出力することが可能な放送やポスプロ向けのハードウェアインターフェース。Thunderbolt 3とPCIe 3をサポートし、スピード、ピクセル数、再生オプションが前モデルよりも向上している。Avid Media Composerソフトウェア以外のサードパーティ製アプリケーションとの互換性があり、様々なワークフローに対応。また、ユニバーサルマスタリング機能の追加により、出力、再生時に、フォーマットおよびフレームレートのリアルタイム変換を実現したとしている。

Avid Artist | DNxIQはBlackmagic Designのハードウェアをベースに設計されている。Blackmagic DesignのCEOグラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。

ペティ氏:2年前のAvid Artist | DNxIOの発表以来、アライアンス・パートナーとしてAvidと緊密に連携してきました。そして、Avid Artist | DNxIQの発表を大変嬉しく思います。当社は、高解像度技術の最前線にいます。HD以上のメディア制作に対応するこの素晴らしい統合ソリューションを共に提供できることを誇りに思います。