2017年5月27日から8月27日の期間中、東京・品川にある原美術館にて「メルセデス・ベンツ アート・スコープ2015-2017─漂泊する想像力」が開催中だ。

メルセデス・ベンツ アート・スコープは原美術館が2003年からパートナーをつとめている、日本とドイツで現代美術アーティストを交換して日欧の国際交流を目的とした文化・芸術支援活動。今年は日本から泉太郎氏、佐藤時啓氏、ドイツからメンヤ・ステヴェンソン氏が出展している。

泉氏は映像インスタレーション作品を出品し、佐藤氏は90年代に作品化した東京の街を、違う手法で撮影した写真作品で過去と現在を対置した作品を招待出品する。ステヴェンソン氏は「Japan」の現在と伝統の中から着想を得た写真などが展示されている。入館料は一般1,100円。