マルチパーパス シグナルプロセッサ「FA-9600」

株式会社朋栄は、2017年6月28日、29日の二日間、大阪南港ATCホールにて開催される「第2回関西放送機器展」に出展する(ブースNo.A-28)。同社ブースでは、マルチパーパスシグナルプロセッサ「FA-9600」などを出展予定だ。主な出展内容は以下の通り。

以下、プレスリリースより引用

1・4K/12G-SDI/Video over IP/HDR/広色域コーナー

■マルチパーパスシグナルプロセッサ:FA-9600
12G-SDI搭載のシグナルプロセッサ。標準でHD2系統のプロセッサとして利用可能。4K対応やアップ/ダウン/クロス変換、2SI/SQD変換、Level-A/B変換、12G/3G変換やHDR/広色域の各種変換、オーディオ入出力などの機能追加が可能

■10GbE IPゲートウェイ:USF-10IPシリーズ
10GbE(SFP+)ポートを2系統搭載するIPゲートウェイ。SMPTE 2022-6、SMPTE2110、NMI等の各種IP規格の相互変換が可能。SDI搭載モデルはSDIとIPの相互変換も可能

■リニアマトリクスコンバータ:LMCC-8000[朋栄YEMエレテックス]
4K/8Kに対応したHDR/広色域対応シグナルプロセッサ。ITU-R BT.2100規格に対応(OOTF変換に対応)※日本放送協会様との共同開発製品

■信号発生器:ESG-4100[朋栄YEMエレテックス]
12G-SDI出力を搭載する4K対応信号発生器。デュアル出力オプションにより、2系統の信号を同時出力可能

■12G/3Gコンバータ:MFC-2GB
12G-SDIとquad link 3G-SDIを相互変換するGearbox機能を2チャネル搭載するコンバータ。2SI/SQDのマッピング形式変換も可能

■ルーティングスイッチャ:MFR-4000
6Uサイズの筐体で、4K信号最大72×72のマトリクス構成に対応可能なルーティングスイッチャ。12G-SDIに標準で対応

2・テロップ/送出コーナー

■4K/HDキャラクタジェネレータ:EzV-300/300-FK
3Dエフェクト、動画送出機能など多彩な機能に加え、2系統HD出力が可能になったキャラクタジェネレータ。EzV-300-FKでは、4K 1系統の送出にも対応

■マルチチャネルビデオサーバ:MBP-500VS
複数系統の動画送出・インジェストを独立制御可能なビデオサーバ。1つのコーデックあたり、入力x1、出力x2のSDIを装備。ハードウェアの組み合わせにより、4、6、8系統の3モデルから選択可能。各系統ごとに、プレイアウト・インジェストのアサインが可能で、オプションにより4K送出にも対応

■Thunderbolt™2インターフェース:MBP-200TB2
Thunderbolt™ケーブル1本で接続したPCを活用し、ワークステーションやCG専用機を使うことなく、テロップ、RCG、ビデオライタ、クリップサーバ動画送出などを実現

3・スイッチャ・マルチビューワ・アーカイブコーナー

■ビデオスイッチャ:HVS-490
HVS-390HSおよびHVS-2000の開発思想を継承した4K対応ビデオスイッチャ。MELite™を活用することで、6M/E相当の性能を発揮。さらにFLEXaKEY™、2.5D DVEを組み合わせれば、最大12キーヤでの合成を含む多彩な演出を実現可能

■マルチビューワ:MV-1200
SDI/HDMI混在時に最大16入力4系統6出力のモニタリングが可能なマルチビューワ。3G-SDI(Level-A/B)、HD-SDI、SD-SDI、アナログコンポジット、HDMI、DVIの混在入力、非同期入力に対応。また、NTSCやPALなど、異なるフレームレートの混在入力にも対応

■LTOサーバ:LTS-70
LTO-7ドライブを搭載したLTOサーバ。4K時代に求められる大容量のアーカイブやバックアップに最適。6TB(最大記憶容量、非圧縮時)のテープにデータ保存が可能。素材ファイル管理ソフトウェアオプションLTS-MAMにより、複数のLTOテープの素材管理を実現