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「映画の教室 2017 素材から観る日本アニメーション」が開催。素材や手法を紹介しながら日本のアニメーション作品を上映

2017-06-16 掲載

東京国立近代美術館フィルムセンターでは、2017年6月28日、7月5日、7月12日、7月19日、7月26日の全5回、「映画の教室 2017 素材から観る日本アニメーション」を開催する。会場は東京国立近代美術館フィルムセンター。

日本でアニメーション映画が誕生したとされる1917年から100年を迎え、アニメーションは日本を代表する文化となり、表現に応じて様々な素材が用いられている。同センターでは「煙り草物語」(1924年)から「頭山」(2002年)まで、所蔵作品の中から素材や手法を5回のシリーズで紹介。各回研究員による解説付きで上映が行われる。入場料は一般520円。定員は151名。

■6月28日(水)7:20pm~
切り紙・影絵アニメーション(約64分)

日本アニメの先駆者たちは切り紙アニメという手法を用いた。カラーセロファンを用いた大藤信郎の艶やかな影絵アニメは海外での評価も高く、カンヌ国際映画祭で上映された「くじら」はピカソやコクトーが絶賛、「幽霊船」はベネチア国際映画祭で上映された。“蝶々歌手”の三浦環の協力を得て制作された「お蝶夫人の幻想」は日本影絵映画の代表的名作。切り紙アニメの最高傑作「月の宮の王女様」は、まるでセルアニメのような滑らかな動きが驚異的。

■7月5日(水)7:20pm~
人形アニメーション(約61分)

人形などを1コマずつ動かして撮影する人形アニメ(パペットアニメ)。日本人形アニメの父と呼ばれる持永只仁は国際的にも人気を博し、ティム・バートンにも影響を与えたと言われている。持永は後進の育成にも積極的で、岡本忠成や川本喜八郎などを輩出した。人形美術家でもある川本喜八郎は「道成寺」で様式美と人形スタイルを確立。「おこんじょうるり」は作品毎にさまざまな素材を用いた岡本忠成の最高傑作と名高い。

■7月12日(水)7:20pm~
セルアニメーション:東映動画(79分)

東映動画発足のきっかけにもなったセルアニメで、日本で初の長編カラーアニメ映画「白蛇伝」。白蛇の化身の娘が命を救ってくれた少年と恋に落ちる物語を子供から大人まで楽しめる作品に仕上げた。女優が娘役の服装で実際に演じ、その動きを基に描いている。ベルリン国際映画祭、ベネチア国際映画祭で上映もされ、国内外で数々の賞を受賞。日本アニメ史だけでなく、日本映画史においても重要な作品である。

■7月19日(水)7:20pm~
セルアニメーション:虫プロ(80分)

虫プロが大人向けに製作した「アニメラマ」シリーズの第三弾にあたり、「アニメロマネスク」として発表した「la sorcière 哀しみのベラドンナ」。原作はフランスの歴史家ジュール・ミシュレの「魔女」。カメラを動かして一枚の静止画を写す手法を多用し、フィルムによる絵物語に仕上げている。東映動画に次ぐ第二の大手であった虫プロは、この作品を最後に倒産した。

■7月26日(水)7:20pm~
さまざまな素材と手法(約53分)

切り紙と実写を合成した大藤信郎の「煙り草物語」、個人映画の先駆者である荻野茂二による抽象アニメ、久里洋二が少ない枚数のセル画で生み出したリミテッドアニメ「人間動物園」、写真や紙芝居風の手法を用いた虫プロの実験的作品、毛糸の質感がやさしい「りすのパナシ」、世界中の映画祭で上映された山村浩二の手描きアニメ「頭山」。1924年から2002年までの作品を様々な素材とスタイルを追いながら紹介する。

映画の教室 2017


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[ DATE : 2017-06-16 ]
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