写真上:HLM-960WR、写真左下:HLM-1560WR、写真右下:HLM-1760WR

池上通信機は、LEDバックライト搭載のフルHD(1920×1080)パネルを採用したHDモニター17型「HLM-1760WR」、15型「HLM-1560WR」、9型「HLM-960WR」を2017年10月より販売開始する。また、操作部を最小限に留めて高さを低くすることで中継車などスペースの限られたシステムの構築に最適なWCSタイプを各サイズに用意している。希望小売価格とラインナップは以下の通り。

■17型
HLM-1760WR:税別290,000円
HLM-1760WCS:税別320,000円

■15型
HLM-1560WR:税別290,000円
HLM-1560WCS:税別320,000円

■9型
HLM-960WR:税別280,000円
HLM-960WCS:税別310,000円

従来からフルHDだった17型に加え、今回のシリーズから15型、9型もフルHDパネルを搭載。入力端子にはマルチSDI(3G/HD/SD、2系統)、HDMI、アナログコンポジット、アナログオーディオ(WCSタイプは除く)などを標準装備。オプションでAC/DC/バッテリー運用に対応し、持ち出しロケや中継用途にも最適だとしている。

その他にも、ユーザーマーカー機能やUSBマウスを用いたリモートコントロールをはじめ、8chのオーディオレベルメーター、波形モニター(WFM)表示、ベクトルスコープ表示などの機能を搭載している。また、新たに2画面動画表示に対応しており、2つの映像を同時に並べて表示することが可能。複数カメラの色あわせや画角あわせを行う際に有効だとしている。