ATOMOSは、Ninjaシリーズの新製品「Ninja V+」「Ninja V+ Pro Kit」「Ninja Stream」を発表した。Ninja V+とNinja V+ Pro Kitの発売は2021年後半予定としており、米国での価格はNinja V+が1499ドル、Pro Kitが1699ドル。Ninja Streamの価格は発表されていない。

Ninja V+とNinja V Pro Kitは、Ninja Vのすべての機能に加えて8K30Pや4K120PでのProRes RAW記録が可能。コーデックは、10ビットのH.265(HEVC)にも対応し、少ないデータ容量で高品質の圧縮記録が可能。オンラインでのストリーミングや共有が増加している現場に最適な機能としている。

ATOMOSによると、Ninja V+とキヤノンのEOS R5との組み合わせで、8K30P ProRes RAW記録が可能だという。ProRes RAWフォーマットは、Final Cut Proのタイムライン上でネイティブに使用できる使い勝手の良さや、WBやISOを自在に調整できる画像処理の柔軟性など、8Kワークフローに最適なフォーマットとしている。

Ninja V+とZ CAM E2またはE2-M4モデルの組み合わせでは、ProRes RAWでの4K120P記録が可能。Ninja V+で撮影したハイフレームレートの映像を、好みのオーバーフレームレートで再生して、リアルタイムにプレビューもできるという。

Ninja V+ Pro Kitでは、SDIをサポート。ソニーのFX9やFX6のSDI RAW出力から4K120P ProRes RAW記録モードや4K120P ProRes RAW記録が可能。FX9には16ビットRAW出力に対応する拡張ユニット「XDCA-FX9」や、FX6とFX9にはRAWアクティベーション機能付きAtomX SDIモジュール(またはPro Kit)が必要となる。

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Ninja Streamは、Wi-Fi、Ethernet、USB-Cを搭載した5インチの4K60P HDRモニター・レコーダー。コンピューターを介さずに制作現場でストリーミングが可能。撮影現場では、Wi-Fiでデバイスに、イーサネット1Gbeで最大300mの範囲でビデオフィードを共有し、PCを必要とせずにコンテンツをライブストリーミングを可能としている。

2018年に発売を開始したNINJA Vは、2021年5月に公開予定の有償アップグレードによりH.265コーデックで記録に対応。Ninja VにH.265ワークフローが追加されたことにより、最大4K60P 10ビット 4:2:2フルiフレームに加え、様々なデータレートで8ビットのオプションが追加されるとしている。