2008年3月19日(水)から22日(土)までの期間中、東京ビッグサイト(東4・5・6ホール)において、写真・映像産業におけるアジア最大級のイベント「フォト イメージング エキスポ2008(Photo Imaging Expo 2008)」(略称:PIE2008)が開催されました。

今回で4回目の開催となるPIE2008では、『体感!写真の力、映像の未来』をテーマに、様々な新製品やソリューションを展示。春商戦を前に、各メーカーの最新デジタルカメラなどが会場に大集合。撮影体験会なども多数催され、大いに盛り上がりを見せていました。このページでは、そんなPIE2008の模様をレポートします。

システムファイブではイメージエンジニアリング社の画像解析ソリューションをブース出展

今回のフォトイメージングエキスポ2008には、システムファイブもブースを出展しました。当社ブースでは、イメージエンジニアリング(ドイツ)製品を中心に展示を行いました。画像解析ソフトの世界基準として名高い”IE Analyzer”や、シャッターラグ、シャッタースピード、エクスポージャータイムを簡単に計測する装置、映像業界の方にもおなじみのテストチャートなどなど、カメラ開発メーカー各社を中心に注目を集めていました。一般の方にも多数ご来場いただき、ありがとうございました!

各ブースを華やかに彩るモデル・コンパニオンも多数登場!

PIE2008会場にて快く撮影に応じてくれた皆さんや、各ブースでのプレゼン風景、撮影体験コーナーの様子をご紹介します。さすが写真業界の展示会というべきでしょうか、他の展示会と比べて、モデルさん・コンパニオンさんの人数が多い!報道・一般を問わず、たくさんのカメラマンがいっせいにカメラを向けて撮影していました。

モデル・コンパニオン特集はこちらから

カシオ計算機

カシオ計算機ブースでは、3/28に発売が決定した1080 60iのハイビジョン動画撮影と高速連写機能がウリのEX-F1をアピール。密室型の体験ブースで実機を体験できる。体験ブースの入場は常に待ち行列が。EX-F1は、なんとHDMI出力でハイビジョン映像を再生することも可能。また最大1200fpsのオーバークランク撮影で滑らかなスロー撮影も出来るとのこと。ビデオ業界でも注目の製品です。

オリンパス

オリンパスブースでは、新製品のE-420をデモンストレーション。そのコンパクトさから、女性ユーザーをターゲットにパーティーやプライベートなどあらゆるシーンで大きさを意識せず使用できることをアピールしていました。

動画レポート

カシオ、オリンパスブースの様子を動画でご紹介します。

フジフイルム

フジフイルムブースでは、発売されたばかりのFinepix新製品群をステージで展開。FinePixエンジェルスと銘打った女性たちで大々的にアピール。

ソニー

ソニーブースでは、α350をメインに展開。会場内で実際にα350を体験できる貸し出しコーナーを設置。また、35mmフルサイズCMOSを搭載したフラッグシップモデルを参考展示。スケルトンモデルも併設されていました。

ケンコープロフェッショナルイメージング

ケンコープロフェッショナルイメージングブースでは、当社でも取り扱い中のFLOLIGHT 500 LED Lightの実機が展示されていました。500個のLEDで発熱も少なくLEDの寿命は、50,000時間と経済的です。

ボーゲンイメージング

私たちのビデオ業界にもなじみの深いManfrotto、GITZO、KATAなどの製品を展開するボーゲンイメージングからは、参考出品で興味深い商品が。

GITZOからは、新しいユーザーオペレーションを搭載した自由雲台。本体のリングは自由雲台の動きのスムースさを調節、ボタンを押せばフリーに動かすことが可能になります。三脚側の取り付けは3/8″の大ネジタイプ。良くある自由雲台のような縦横の2軸式でなく、ワンプッシュで自由移動が可能となり、野鳥撮影などスチルもビデオも撮影される方には良いかも。

GManfrottoからは、1台で3種の使用法が選べるカメラスタビライザーが参考出品。小型ハンディカム等にオススメなカメラスタビライザーで、折りたたみ方を変えればショルダーブレイスとしても使用でき、グリップを開けばミニ三脚にもなるというスグレモノ。本体が小型な為、ビデオではハンディカムクラスでの使用となりますが、動画が撮れるデジカメも増えていますので、そういったカメラでの使用にも適しています。

また、一見何の変哲もないプレートですが、開けば、ミニスタンドになるというアイデアグッズも参考出品。このプレート、カメラに常設しておいても、1/4″ネジ穴が開いているので、三脚取り付けも出来て便利。

LPL

LPLブースでは、蛍光灯型のクールライトを実際に設置してのモデル撮影を実施。フラットに照射でき発熱が少ないため、ビデオ業界でも多用されています。

駒村商会

駒村商会ブースでは、当社でも取り扱いを開始したモニタキャリブレーター新製品、Spyder3の実機を展示。新しくなったセンサー部で更に細かなキャリブレートができるお勧め品です。また人気のビデオカメラ用防振装置GLIDECAMコーナーでは、担当者が実機を装着してその優れた安定性をアピール。

Nikon

Nikonブースでは、過去から現在までのラインナップを幅広くショーケース内に展示。その様子はまさに圧巻です。また、新製品のD60で試写できる体験コーナーを併設。検討中のユーザーにはたまらない内容となっています。

パナソニック

パナソニックブースでは、コンパクトデジタルカメラLumixシリーズを前面に展開。今回新発表のタッチパネル搭載のDMC-FX500、無線LAN転送機能を持ったDMC-TZ50に人気が集中。

カールツァイス

ソニーのビデオカメラやレンズ供給元としてもお世話になっているカールツァイスのブースでは、ソニー一眼レフ用レンズの展示やデジスコを展示。

EIZO

EIZOブースでは、同会場で発売開始が発表されたCG222Wが展示。工場で1台ずつ階調を調整しているそうで、Adobe RGBの92%をカバー。キャリブレーションを実行できる専用ソフトウェアなども標準添付された写真加工・印刷に優れた特性を持っています。なんと、各日1台CG222Wがあたるキャンペーンもブース内にて開催しています。

Canon

Canonブースでは、3/21発売予定のEOS Kiss X2と4月発売予定のIXY DIGITAL 820 IS、IXY DIGITAL 95 IS、IXY DIGITAL 25 ISをメインステージで紹介。大勢のお客さんでごった返していました。

2階建ての同社ブースの2階部分には一眼用の超望遠レンズを展示。800mmの超望遠レンズで見える世界はこんな感じです。