CEATEC JAPAN 2008 現地レポート(2/2)

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CEATEC JAPAN 2008 現地レポート(2/2)

2008-09-30 掲載

CEATEC JAPAN 2008 現地レポート(2/2)
TOSHIBA - REGZAの超解像処理をCell B.E.でソフトウェア処理

HD DVD事業から撤退した東芝は、ハイビジョン記録部分についてはHDDとの連携を進めている。

今回のCEATECで参考出展したのはCell Broadband Engineを使用したCell TVだ。液晶テレビREGZAに搭載している超解像処理LSI「meta brain premium」で採用している技術は、フルHD解像度とオリジナルの解像度へのアップ/ダウンコンバートを繰り返して演算しながら、理想的なハイビジョン映像に近づける技術。REGZAではLSIとして搭載しているが、Cell TVではCellの高速演算処理性能を生かしソフトウェアで演算処理する。ハイビジョン48番組のサムネール再生表示、オンエア8番組同時出力に対応し、番組切り替え時のタイムラグもないことが特徴。


KDDI - 大容量コンテンツ転送用の1Gbit/s高速赤外線通信を紹介

KDDIは、大容量コンテンツの取り扱いに関連した取り組みを示した。1つは2009年開始が予定されているWiMAXワイヤレスブロードバンドサービス。サービスを提供するUQコミュニケーションズは、KDDIが筆頭株主となっている。もう1つは1Gbit/s高速赤外線通信技術の技術展示だ。KDDIが、KDDI研究所、ローム、イーグローバレッジと共同で開発し、実用化に向けて検証を進めている。高速応答性に優れる半導体レーザーによる赤外線を使用し、誤りや欠損が生じてもそのフレームだけを再送する制御を行ってスループット低下を抑えた。


SHARP - VHS・HDD・Blu-rayの3メディア搭載のレコーダーを出展

シャープは、VHS・HDD・Blu-rayが一体型のブルーレイディスクレコーダーBD-HDV22を出展した。

HDDとVHSからBlu-ray Discにダビングできるほか、HDDとVHS間は相互にダビングできることが特徴。HDDとBlu-rayだけの製品が多いなか、これまでのVHSコンテンツの移行にも考慮した製品だ。ディスプレイ環境としては、AQUOSにXSモデルを追加。厚みを2.3cmにするとともに、テレビコントラスト100万:1、NTSC比150%の色再現範囲を確保している。


Microsoft - リッチコンテンツ再生のSilverlight環境を紹介

マイクロソフトは、新OSであるWindows Vistaと、携帯・モバイル環境のOSであるWindous Mobile 6のプロモーションに加え、次世代のブラウザ環境であるInternet Explorer 8と、リッチコンテンツ再生環境Silverlightのデモンストレーションを行った。

Silverlightは、Windows MediaのDRM(デジタル著作権管理)を継承しながらも、Windows、Linux、Macのマルチプラットフォームに対応していることが特徴。Silverlightコンテンツ制作環境のExpression Studio 2についても紹介した。Expression Studioは、Windows限定となる。

日立製作所 - 薄型化とワイヤレス伝送で空間レイアウトの自由度向上

日立製作所は、液晶テレビWoooの最新モデルとしてUTシリーズを投入した。「レイアウト自由形」をうたうこのモデルは、35mm薄型化とともに、チューナー部をWooステーションとして独立させた。オプションで、ステーションと液晶パネル間のワイヤレス伝送も可能。伝送は4GHz帯のUWB MB-ODFM方式を使用している。ブースでは、レイアウト自由形として、さまざまなスタンドと組み合わせて展示することで、生活空間の中でテレビがより自由に設置できるようになることをを示した。

村田製作所 - 802.11n無線通信を使用したワイヤレス視聴環境を提案

村田製作所は、802.11n無線通信を使用してワイヤレス視聴環境を構築することを提案した。802.11nの転送レートは300Mbpsあり、実効200Mbpsのスループットが得られており、25Mbps・MPEG-2の2ch同時伝送は十分に可能であることを示した。他社のワイヤレス伝送が部屋内での自由度向上を目的としているが、村田製作所は部屋間の自由度向上を目指していることが特徴。802.11nは、DLNA(Digital Living Network Alliance)規定にも準拠しており、リモコン操作もワイヤレス経由で行うことができる。

コニカミノルタ

コニカミノルタは、コニカミノルタオプトが開発中のレーザー走査式 超小型プロジェクタを参考出品した。レーザー走査式であることから、投影距離に関わらずピントが合うことが特徴。自由曲面ミラーを2枚使用した歪み補正光学系を搭載したことにより、斜め投影時などにおける台形歪み補正を行いながら、解像度1024×768の画像を投影することができる。RGBレーザーによりNTSC比135%の色再現性を実現している。明るさは10ルーメンで、画面サイズの2倍くらいまでの投影サイズを想定して開発を続けている。

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[ Category : SPECIAL ]
[ DATE : 2008-09-30 ]
[ TAG : CEATEC JAPAN ]

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