西華産業 RED社以外にも多数のカメラを出展

西華産業は、4KデジタルシネマカメラRED ONEとRED Prime LensシリーズなどRED Digital Cinema製品を出展した。また、ElementTechnica社RED ONE対応3D rigほか3D収録用リグ、PsiTech社中継用同時読み書きスローモーションカメラ Point Six、FLYing Com社ラジコンヘリコプター特殊空撮システムFLYING CAMなど、特殊撮影に必要な機材についても紹介した。

■RED BRAKEOUT BOX

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西華産業はREDのRAWデータ「R3D」をリアルタイムでデコードできる「RED Rocket」のブレークアウトボックスを出展した。RED Rocketのコネクタは「DVI」だが、ブレークアウトボックスを使用することにより「HDMA」や「SDI」に変換してくれる。

■RED Prime Lens

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「RED Prime Lens」はRED純正のPLレンズセット。25mm、35mm、50mm、85mm,100mmの単焦点レンズ5本をラインナップする。

■4K 3Dシステム

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REDを2台使ってコンバインして3D映像を作成する4K 3Dシステム。

■12月18日にスぺシャルイベント

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今回のInter BEEには、スポークスマンを務めるTed Schilowits(テッド・シュロヴィッツ)氏の来日が見送られた。そのため、RED Digital Cinemaの次世代カメラSCARLETやEPICに関する出展は行われなかった。西華産業では、RED次世代製品に関するイベントを12月18日に東京でプライベートセミナー「レッドユーザーフェスティバル 祭」を開催する予定。場所については、まだ決まっていないようだが、既に参加予約は1000人を越えているとのことだ。

■FlyingCAM

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海外の映画やCMなどで多数の実績を持つFlyingCAM社の空撮用のヘリコプターが2機展示されていた。免許などは特に必要ないが、発売元のベルギーで一ヶ月ほどトレーニングが必要とのこと。

■Universal Mirror Rig

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ハーフミラー型ステレオリグ「Universal Mirror Rig」。HDVから4Kまで多種多様なカメラに対応する。

■Weisscam HS-2

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デジタルシネマカメラにも対応できる高解像度・高性能スローモーションカメラ「Weisscam HS-2」。2Kにて1500fps、HD(4:4:4)にて2000fpsに対応する。

■16Digital SR MAG

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従来のフィルムマガジンをデジタルに置き換えて記録できる16mmフィルムカメラデジタルマガジン「16Digital SR MAG」。フィルムのカメラをそのままデジタルで使うことができる。