■ブラックマジック デザイン・ブースレポート

ブラックマジックは、4月のNAB Show、9月のIBCで発表した最新入出力カード・入出力デバイス・コンバータ製品を一堂に集めて紹介した。今年のモデルは、3Gb SDIや光ファイバーSDIへの対応が進んだ。9月に買収したDaVinci Systems LLCのカラーコレクションシステム/フィルムレストレーションシステムについては、フォトロンのブースにて展示を行った。

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入出力製品・コンバータ製品が多いブラックマジック製品だが、映像品質をモニタする製品を今年初めて投入した。それがUltraScopeだ。映像信号入力用の専用カードとWindows PC用ソフトウェアで構成される。画面には、RGBパレード、波形モニタ、ベクトルスコープ、オーディオ、ピクチャ表示が並び、リアルタイムに映像品質を確認することができる。コストパフォーマンスに優れたUltraScopeの導入により、ビデオエンジニアだけでなく、エディタやカラーリストなども映像信号の確認が可能になり、映像品質向上への第一歩を踏み出すことが出来そうだ。

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9月のIBCで発表されたモニタリング製品のHDLink Pro DisplayPortもデモされた。HDLink Pro DisplayPortは、HDLink Proモニタリングコンバータの新モデル。HD/SD-SDIや3Gb/s SDIからの映像を、ディープカラーDisplayPortコンピュータモニタでモニタリングできるようにするものだ。