[Digital Cinematography 2010]Vol.01 CINE GEAR 2010レポート デジタルシネマ編
2010-06-16 掲載
CINE GEAR EXPO 2010レポート
デジタルシネマの世界を語るには避けて通れないイベントがこのCINE GEAR EXPO である。今年も昨年と同じく、ハリウッドのメジャースタジオParamaountの中で2010年6月4、5日開催されたCINE GEAR EXPO。会場も昨年と同様のオールド・ニューヨークのオープンセットを中心に、クレーンや屋外照明機材、カメラ、周辺機器などの展示が行われた。今回のメインはやはり3Dステレオスコピックのようで、3D撮影用の各種リグが並んでいた。また初日の6月4日には「3D Symposium」と特別セミナーが1日を通じて開催されるなど、その関心度の高さを示している。
開催時間は、昨年同様に初日は夕方4時から夜9時までのナイトシーン向け展示、2日目は朝10時から夕方5時までの通常展示という、映画のシーンに合わせた、ハリウッドらしい演出の開催となった。
※ 写真撮影機材:SONY α NEX-5(機材協力:ソニー株式会社)デジタルシネマ編
デジタルシネマ関係で今年人気を2分していたのは、ARRIFLEXの新型デジタルシネマカメラALEXAと、REDの新機種EPICだ。両機種とも開催日4日の午前中に、それぞれのワークフローなどを紹介する専門セミナーが開催され、その注目度の高さを物語っていた。RED EPICはTATOOモデルと呼ばれる初回出荷モデルがすでに4月上旬に発売されていたこともあり、会場内の随所で見かけられた。
■ARRI
ARRIのブースはALEXA一色。その多彩な機能と汎用性はハリウッドのDPたちにも大きく注目されているようだ。ARRIは数年前まで、照明機材も含めて会場内最大のブースを誇っていたが、昨年からはこの程度の小さいスペース展示になっている。
■CINEDECK
NABで初登場して数々の賞も受賞して話題となった、タッチパネル式のモニターが付いたレコーダーCINEDECK/EXTREME。8/10bit-4:2:2、12bt4:4:4の収録が可能、7インチのタッチスクリーン式モニターでは波形モニターなどの機能も有する他、HD-SDI、HDMIなどあらゆる入出力を備えた優れもの。
http://www.cinedeck.com■Leica SUMMILUX-C Primes
米国のシネマ系ツール販社bandproのブースは今回、ライカのシネプライムレンズシリーズ"Leica SUMMILUX-C Primes "を前面に押し出した展示となった。NABではモックアップのみの展示だったが、今回は実物レンズが数種登場。アメリカでも映画関係者ではやはりライカファンは多いようだ。
■Tyler
DSLRなどの小さなカメラではやはり手ブレ問題は大きい。確実なスタビライズを実現するTyler社のMINI GYROがもたらす安定性はかなりのもの。早速 RED EPICで試すデモが行われていた。
■Segway
CINEGEARではお馴染みとなったハンドフリーセグウェイによるデモ。
■MOTION PICTURE MARINE

MOTION PICTURE MARINEのPERFECT HORIZONは、船の上からなどの撮影の際に、どんなに船が揺れても水平を保つスタビライズ機能を持たせる事ができる優れもの。デモの映像では、大シケの海上からの撮影でも、水平線が真横に保たれている映像が映し出されていた。
■P+S TECHNIK
3Dステレオ撮影のリグも今回は数多くの出展があった。P+S TECHNIK社のFreestyle Rigは、下からの装着もOK。
| < | [Digital Cinematography 2010]Vol.00 -Low Budget, High Quality Hollywoodが見つめる先は?- | [Digital Cinematography 2010]Vol.02 CINE GEAR2010レポートDSLR編 | > |
[ Category : SPECIAL ]
[ DATE : 2010-06-16 ]
[ TAG : CINE GEAR EXPO Digital Cinematography 2010 ]
この記事に関連する記事一覧
|
|
[Digital Cinematography 2010]Vol.07ハリウッド品質から学ぶことと、これからのコンテンツに求められるクォリティ日本にはないハリウッドの強みとは? ハリウッドのポストプロダクションと日本とでは品質等の点で、一体何がどう違うのだろうか? スタジオレヴォの嵜野社長は人材の根本的な層の厚さの違いを .... 続きを読む |
|
|
[Digital Cinematography 2010]Vol.06 ハリウッドのスタジオ機構を利用した新たな映画作りへ-STUDIO REVO-ハリウッドがリーマンショック以降の投資/資本離れによる、製作逆境にあって、制作スタジオなどの映画関連会社も値引きやサービス合戦による生存競争状態が続いている。こうした逆境を逆手に取 .... 続きを読む |
|
|
[Digital Cinematography 2010]Vol.05 REDの新たなる展開-新ジャンルへのとりくみとは?RED STUDIOS HOLLYWOODの在り方とは? RED STUDIOS HOLLYWOODのラボ施設内では、REDの最新のセンサーMYSTERIUM -Xセンサーを搭載し .... 続きを読む |
|
|
[Digital Cinematography 2010]Vol.04 RED の新たなる展開-RED STUDIOS HOLLYWOOD訪問-RED STUDIOS HOLLYWOODに初潜入! RED Digital Cinema社は最近、オレンジカウンティにある本社とは別に、ハリウッドの中心部に位置する古いスタジオを .... 続きを読む |
|
|
[Digital Cinematography 2010]Vol.03 CINE GEAR 2010レポート ガジェット編その他、気になるニューガジェット編 ■Libec 日本からもLibec(平和精機工業)がブース参加。小型ENG系の三脚の新製品、RSシリーズ(250~450)に、DSLRムービー撮 .... 続きを読む |
|
|
[Digital Cinematography 2010]Vol.02 CINE GEAR2010レポートDSLR編さらに加速する人気DSLR編 昨年から急激な盛り上がりを見せているDSLR。今年もその人気に度合いは衰えを知らず、更なるヒートアップが各所に窺えた。昨年はまだ5DmarkⅡが注目 .... 続きを読む |
|
|
[Digital Cinematography 2010]Vol.00 -Low Budget, High Quality Hollywoodが見つめる先は?-どうなる?Digital Cinematographyの世界 今年もハリウッドの映画制作を支える、映画撮影機材の専門展示会、Cine Gear EXPOが開催された。 映画の都" .... 続きを読む |
USTREAM生放送番組
|
PRONEWS Lounge テーマに沿ったゲストを招き、対談・ディスカッションなどを特設会場より生放送。過去放送分も視聴できます。 |
特集記事
|
CES 2012レポート 世界最大級の家電見本市CES2012の現場から、PRONEWSならではの切り口でレポートをお届け。 |
|
|
PRONEWS AWARD 2011 2011年を振り返りつつ、2012年へ向けて各分野の商品・サービスを絞り込み総括する。 |
|
|
Inter BEE 2011スペシャルレポート 千葉幕張メッセにて開催されるInterBEE2011。PRONEWSでは今年もInterBEEのオフィシャルメディアパートナーとして、様々なコンテンツをお届け! |
|
|
Inter BEE 2011の歩き方 最小限の力で最大の効果が得られるInterBEE2011のおすすめの歩き方を、目的に合わせたコースごとに紹介する。 |
|
|
CEATEC JAPAN 2011 10月4日(火)から10月8日(土)まで幕張メッセにて開催される最先端IT・エレクトロニクス総合展 "CEATEC JAPAN 2011"をプロの視点からレポートする。 |
|
|
Movie Maker's GIG in Europe オランダ・アムステルダムで開催されたIBC2011レポートを中心に、新たに湧き起こって来た映像技術における次世代の新テーマなど、現場から伝わって来たその温度感をレポートする。 |
|
|
PRONEWS課題図書 2011年の夏の終わりに、あらためて「映像」に関わるものとして「映像」について考え、新解釈を探る事にした。 |
|
|
SIGGRAPH2011 CGの祭典「SIGGRAPH」が8月7日から11日の5日間、カナダ・バンクーバーで開催された。受賞作品を映像と共に紹介する。 |
|
|
Stereoscopic 3D 第4章 1年ぶりの3D特集。この間に3Dを取り巻く状況はどのように変化しただろうか?押さえておくべき3Dの基礎を考えつつ、2011年の3Dを再考してみる。 |
|
|
Movie Maker's GIG in Hollywood セッション(GIG)感覚で映画が創れる時代の潮流をハリウッドではどう捉えているのか?CineGearExpoの情報もお伝えしつつ、次世代のプロ映像制作者像を追い求める。 |
|
|
Master Mind Camera 2011 今必要な理想のカメラを追求しつつ、カメラを使う人と機能から紐解いていく。 |
|
|
NAB2011 スペシャルレポート 4月11日から米ラスベガスにて開催された世界最大の放送機器展「2011 NAB Show(NAB2011)」。毎年恒例のレポート特集を現地よりお届け。 |
|
|
USTREAM最終案内+ 奇しくも、今回の震災でのライブメディアが活躍する事になった。3.11以後USTREAMをはじめとするライブメディア/ソーシャルメディアのあり方を今一度取り上げてみたい。 |
|
|
ファイルベース新時代 ファイルベースの進化は、VTRの進歩とともに現在に繋がってくる。1950年代に開発されたVTRを起点にその流れを簡単にさかのぼってみよう。 |
|
|
Into the Lens 『CP+』における取材を通じて、2011年のプロ映像界におけるレンズの世界最新事情や表現者たちの最新機材での挑戦を追う。 |
|
|
CES 2011レポート 世界最大級の家電見本市CES2011の現場から、PRONEWSならではの切り口でレポートをお届け。 |
|
PRONEWS AWARD 2010 2010年を振り返りつつ、2011年へ向けて各分野の商品・サービスを絞り込み総括する。 |
|
|
Inter BEE 2010スペシャルレポート 千葉幕張メッセにて開催されたInterBEE2010のレポート記事や動画を掲載。 |
|
|
Inter BEE 2010の歩き方 目的に合わせたInterBEE2010の歩き方を紹介する。 |
|
|
映像品質検証 -VQC- デジタル映像全盛の今、問われる映像品質検証の現状とは? |
|
|
DSMC/DSLR 2010 #2 現場感覚におけるDSLRの現状の捉えられ方を取材してみた。 |
|
|
Stereoscopic 3D 第3章 ステレオスコピック3Dの具体的な制作方法を考えていく。 |
|
|
Ustream最終案内 Ustreamの世界の可能性を実際に現場で活躍する人々から探ってみた。 |
|
|
Digital Cinematography 2010 Cine Gear EXPOの様子などから、これからのハリウッド映像制作の方向性を紹介する。 |
|
|
Stereoscopic 3D 第2章 関心が高まっているステレオスコピック3Dコンテンツの制作について整理していく。 |
|
|
DSMC・DSLR 2010 CP+のレポートを中心に、2010年のDSMC/DSLRの動向について考察していく。 |
|
|
ファイルベース収録カメラ最新案内 ファイルベース収録カメラを選択するための基準や基礎知識等を、レビューを交えて考察する。 |
|
|
Transcode ファイルベース・ワークフローの普及と共によく目にするようになったトランスコードについて整理する。 |
|
|
映像新時代2010 2010年の映像制作の潮流を様々な方面から予想していく。 |
|
|
稲田出のトレンド100選 InterBEE2009で見た2010年注目100アイテムを紹介。 |
|
|
PRONEWS AWARD 2009 2009年を振り返りつつ、2010年へ向けて各分野の商品・サービスを絞り込み総括する。 |
|
|
Inter BEE 2009スペシャルレポート 千葉幕張メッセにて開催されたInterBEE2009のレポート記事やブース動画を掲載。 |
|
|
Inter BEE 2009の歩き方 目的に合わせたInterBEE2009の歩き方を紹介する。 |
|
|
最新映像制作ワークフロー VFX 2009 最新映像制作ワークフローの中から、制作効率を改善していくヒントを探す。 |
|
|
オンボードライト特集 Light House 新時代を予感させるLEDを中心にオンボードライトを解剖する。 |
|
|
立体視映像特集 Stereoscopic 3D 再び脚光を浴び始めているステレオスコピック3D制作に焦点を当てる。 |
|
|
REDワークフロー特集 RED flow Now RED ONEの最新ワークフローを考える。 |
|
|
4Kデジタルシネマ特集 4K Ready! RED ONEの登場で一気に注目されつつある4K映像とは? | |
|
デジタルサイネージ特集デジタルサイネージ2009 急速な広がりを見せるサイネージメディアを紹介する。 |
|
|
ワークフローの鍵を握るMXF MXFファイルを活用する現場を取材し、制作ワークフロー全体に広がるMXFを紹介する。 |
|
|
フルデジタル制作移行、その課題と展望 フルデジタル制作環境に向けて乗り越えなければならない課題と、その先の可能性を紹介する。 |
|
|
2008年総括:これからの映像業界 2008年の売れ筋を見ながら、人気機材の動向を振り返ってみる。 |
|
|
次世代収録環境へのアプローチ 2008年のカメラ環境を踏まえ、次世代環境に必要なものを考える。 |
展示会レポート
- CES 2012
- Inter BEE 2011
- CEATEC JAPAN 2011
- IBC2011
- SIGGRAPH2011
- デジタルサイネージジャパン2011
- IMC TOKYO 2011
- Cine Gear EXPO 2011
- NAB2011
- CES 2011
- Inter BEE 2010
- CEATEC JAPAN 2010
- IBC2010
- CEDEC2010
- SIGGRAPH2010
- ケーブルテレビショー2010
- IMC TOKYO 2010
- デジタルサイネージジャパン2010
- Cine Gear EXPO 2010
- NAB2010
- Inter BEE 2009
- CEATEC JAPAN 2009
- CEDEC2009
- SIGGRAPH2009
- ケーブルテレビショー2009
- デジタルサイネージジャパン2009
- IMC TOKYO 2009
- Cine Gear EXPO 2009
- NAB2009
- Inter BEE 2008
- CEATEC JAPAN 2008
- SIGGRAPH2008
- ケーブルテレビショー2008
- IMC TOKYO 2008
- NAB2008
- PIE2008
- Inter BEE 2007
- CEATEC JAPAN 2007
- BroadcastAsia2007
- ケーブルテレビショー2007
- NAB 2007
- Inter BEE 2006
- CEATEC JAPAN 2006
- SIGGRAPH2006
- NAB2006
