PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > 特集 > [CES2015]Vol.04 小寺信良の会場で見つけたニクいヤツら

News

[CES2015]Vol.04 小寺信良の会場で見つけたニクいヤツら

2015-01-08 掲載

txt:小寺信良 構成:編集部

今日もCES2015会場で、プロが喜びそうな製品を探している。

いよいよ発売、JVCのGY-LS300

昨年11月のInterBEEではガラスケースに入ったモックアップだったJVCのGY-LS300だが、なぜかここCESで実動機が登場した。当然の事ながら来場者のほとんどは理解の範囲外のカメラなため、誰も近寄らないので触り放題である。

CES2015_05_01037 なぜかCESで実動機が登場したGY-LS300

マイクロフォーサーズマウント搭載のレンズ交換式4Kカムコーダーで、センサーが独自開発のスーパー35mmサイズという、変則的なカメラだ。会場ではROKINONのシネマ用単焦点レンズが用意され、スーパー35mmサイズをケラレなしで撮影可能だった。

CES2015_05_01039 センサーはスーパー35mmサイズ CES2015_05_01040 用意されていたROKINONのシネマレンズ

マイクロフォーサーズはプロからコンシューマまで含めるとレンズバリエーションが豊富で、しかもマウントアダプタを介して他のレンズも使えるといったメリットがある。セッティングでイメージサークルを100%(スーパー35mm)から80%(マイクロフォーサーズ)までバリアブルに調整できる。

CES2015_05_01042 センサー読み出し範囲が変えられる CES2015_05_01045 イメージサークルを80%に下げたところ。決定ボタンを押すと、実線の領域にセンサー読み出し範囲が変更される

写真用レンズでもイメージサークルが広めに設計してあるものなら、スーパー35mmサイズに拡張して広めのレンズとして使える可能性もあるだろう。今年3月に発売開始で、米国での価格は本体のみで4450ドル。

スマホをかざせば中身が見えるSDカード。東芝のブースから

CES2015_05_KK カードにスマホをかざすと…。残量やカード名も含め、中身がサムネイルで表示される

今年はテレビなどの大物がなく、あまり積極的に報道されていない東芝ブースで、NFC対応SD Memory Cardというのを見つけた。見た目はまったく普通のSDカードだが、メモリーカードにスマートフォンをかざすと、中身のサムネイルや残量が表示される。もちろん動画ファイルにも対応する。

プロユーザーは普通の人とは比べものにならないぐらい大量のSDカードを所持し、何回も使い回していると思うが、中身を消していいのかどうか、あるいは継ぎ足しで記録する際に残量がどれぐらいあるのかは、いちいちカメラやPCに突っ込んで、読み込ませてみないとわからない。現場で大量にカードがあると、その管理にはうんざりしているのではないだろうか。

このSDカードなら、手元にカメラやPCがなくても、スマホをかざすだけで何の収録に使ったのか、残量がどれぐらいあるのかといったことがわかる。まだ具体的にいつから発売といったことは決まっていないが、通常のSDカードプラス200〜300円ぐらいの価格で商品化したいという。

これは別の意味でガチ、マランツの小型カムコーダー

CES2015_05_0978-00981 ガチヘヴィ仕様のPMD 901V。裏面は巨大クリップが目を引く

IONブースの裏側にひっそりと展示されていたのは、Marantz Professionalブランドの小型カムコーダーPMD 901V。激しい現場に対応できるようヘビーデューティ仕様になったカムコーダーで、背面は頑丈なクリップを搭載。撮影するというよりも、衣服やベルトなどに装着し、現場の状況を記録するロケーションレコーダーだという。

CES2015_05_00974 専用クレードルにガシッとはめて充電

内蔵の32GBストレージはセキュリティ強化されており、事件事故現場の裁判や保険会社の証拠資料としての利用も想定されている。レンズは視野角140度、解像度は2304×1296/30pという変則的なサイズで、およそ8時間の録画・録音が可能。バッファーにより、録画開始と停止の前後30秒間も記録している。GPSも搭載されており、位置情報も記録する。赤外線撮影機能もある。

防水性能はIP67級で、水深1mの深さで30分の水中動作を保証。動作環境は-40℃から60℃、厚手の手袋をしていても操作できるよう、ボタン類は大型に作られている。価格は予価500ドルで、今年の春に発売。


txt:小寺信良 構成:編集部
Vol.03 [CES2015] Vol.05

[ Category : , ]
[ DATE : 2015-01-08 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

[QBEE2017]Vol.02 九州放送機器展開催〜まだまだあるぞ注目の新製品

txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部 SIGMA ここ数年の同社のスチルレンズ・ラインナップは目を見張るものがある。特に... 続きを読む

[QBEE2017]Vol.01 九州放送機器展開催〜おもしろい情報と製品が出揃うエキサイティングな展示

txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部 モックや参考出品物が実機・β機種として展示されるQBEE 入り口のサインが看板からデジ... 続きを読む

[QBEE2017]Vol.00 今年も始まる九州放送機器展にかける思い!〜事前予習編

txt岡英史 構成:編集部 今年は暑いか?熱いか? 7月と言えば、この時期最後の放送機器展示会が九州放送機器展(以下:QBEE)である。毎年はるばるQBEEを訪ねるのは... 続きを読む

[SXSW2017]Vol.04 次のSXSWを作るか?水面下で期待が集まる「ストーリーテリングの未来」を支えるFILM部門

txt:Issei Nishikiori 構成:編集部 SXSW2017、今一番暑いのがFilm部門 海外のSXSWトレンドウォッチャーからは「未来の議論がされきってし... 続きを読む

[SXSW2017]Vol.02 未来の生活をSXSW2017から想像する

txt:西村真里子 構成:編集部 インタラクティブでもっとも注目された「ディープ・マシーン・ラーニング」とは? Googleジャガードプロジェクトは繊維にセンサーを... 続きを読む

[SXSW2017]Vol.01 “デジタル遊園地”としても楽しめるSXSW2017

txt:西村真里子 構成:編集部 変わりゆくSXSW、「Interactive」「Film」「Music」の壁を越えて PARCOはVRコンテンツを展示。店頭で展示... 続きを読む

[CP+2017]Vol.03 百花繚乱〜光を呼び込むレンズの世界

カメラ本体とレンズのジレンマ CP+は写真中心のイベントのため、とうぜん写真用のカメラやレンズ、アクセサリーの出展が圧倒的に多い。今年は各社ともカメラの新製品は控えめな印象だ... 続きを読む

[CP+2017]Vol.02 今年はレンズに注目!〜CP+の会場から

今年はコンパクトデジカメだけでなく一眼の新製品も全体的に数が少なかったという印象だった。昨年までに出尽くしたともいえるし、2020年のオリンピックに向けて隠し玉があって最後の追い込... 続きを読む

[CP+2017]Vol.01 カメラの祭典CP+開催~コンパクトデジタルカメラが独自に進化をはじめた年

毎年恒例、カメラの祭典 毎年恒例となっているカメラと写真映像のワールドプレミアショーが、パシフィコ横浜において2017年2月23日から26日までの4日間開催されている... 続きを読む

特集記事

SIGGRAPH2017 SIGGRAPH2017
世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の学会・展示会SIGGRAPH2017ををレポート。
THE ROAD TO VR THE ROAD TO VR
幅広いジャンルで活用されているVRが、いかに普及、どのように進化していくのかを考える。
QBEE2017 QBEE2017
九州放送機器展(QBEE)をいつもの会場練り歩き方式でレポート。
After Beat NAB SHOW 2017 After Beat NAB SHOW 2017
東京秋葉原のUDXにおいて開催されたAfterNABshowで今年のNABの総括を考える。
NAB2017 NAB2017
米国ネバダ州ラスベガスにて開催される世界最大の放送機器展覧会 2017 NAB Showをレポート。
SXSW2017 SXSW2017
米国テキサス州オースティンで開催された、SXSW(The South by Southwest:サウス・バイ・サウスウエスト)をレポート。
CP+2017 CP+2017
カメラと写真の総合展示会、CP+2017をレポート。
CES2017 CES2017
世界最大の国際家電見本市、2017 International CESをレポート。
PRONEWS AWARD 2016 PRONEWS AWARD 2016
2016年は映像業界にとってどのような年だったのか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
Inter BEE 2016 Inter BEE 2016
千葉幕張メッセにて開催されるInterBEE2016をレポート。
InterBEE2016の歩き方 InterBEE2016の歩き方
目的に合わせたブースをピックアップし、最小限の力で最大の効果が得られる最強の「Inter BEE 2016の歩き方」を紹介。
Photokina2016 Photokina2016
2年に一度催される、世界最大のカメラ関連の展示会“Photokina(フォトキナ)”をレポート。
IBC2016 IBC2016
オランダ・アムステルダムで開催された欧州最大の映像・放送の展示会IBC2016をレポート。
SIGGRAPH2016 SIGGRAPH2016
世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の学会・展示会SIGGRAPH2016ををレポート。
QBEE2016 QBEE2016
九州放送機器展(QBEE)をいつもの会場練り歩き方式でレポート。

トップ > 特集 > [CES2015]Vol.04 小寺信良の会場で見つけたニクいヤツら