PRONEWS

  • imgABOUT
  • imgTWI
  • imgFB
  • imgYTU

トップ > 特集 > [CP+2015]Vol.01 「FOCUS!フレームの向こうにある感動」〜各社から特徴のある新製品が多数出展される

News

[CP+2015]Vol.01 「FOCUS!フレームの向こうにある感動」〜各社から特徴のある新製品が多数出展される

2015-02-13 掲載

CP2015_01_top

CP+2015が開催。今年も大盛況!

2月12日~15日の期間中、パシフィコ横浜において「FOCUS!フレームの向こうにある感動」をテーマにCP+2015が開催されている。初日の午前中は「プレミアタイム」としてマスコミ関係者や招待者の来場が中心だが、一般来場者も入場料3,000円を支払えば入場可能ということもあって、午後からの一般入場を待ちきれずに多くの入場者が詰めかけた(当日一般入場は1,500円。ネットなどによる事前予約で無料に)。毎年午後からの一般入場が始まると堰を切ったように流れこんでくるのが半ば恒例となっているが、今年は午前中からの入場も多く午前中から大盛況であった。

CP2015_01_0601 8Kスーパーハイビジョン特別展示。紅白歌合戦などのコンテンツを迫力ある画像で見ることができる

今年はNHKによる8Kスーパーハイビジョン特別展示や4K映像体験コーナーが新たに開設され、来るべき4K/8K放送と写真の融合を予感させるような出展である。4Kシアターは来場者が持ち込んだ写真データを4Kモニターで表示できるというシステムだが、単に見せて体験させるだけでなく、SDやHDより規格上広い色域をもつ4Kのメリットを知らせる方法論もあったのではないかと思う。

CP2015_01_0606 4Kシアターでは来場者が持参したSDカードの画像を4Kディスプレイで見せてもらえる

iPodやスマホの撮影性能が向上し、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)は低迷しているようだが、コンデジならではの新たな機能や性能、用途を取り入れ、今年も各社から様々な新製品が登場している。すでにいちジャンルを築いたといえるアクションカメラや防振防塵対応のヘビーデューティー仕様のもの、ワンショットで360°撮影可能なパノラマカメラ、自分撮り、画質や機能にこだわったものなど、実にバラエティに富んでいる。スマホとの差別化といってしまえばそれまでだが、各社の思惑はそれだけではなさそうだ。

カメラ女子という言葉が定着した背景には女子高生の間で流行した使い捨てカメラ(レンズ付きフィルムカメラ)があったが、その後のプリクラの流行や現在の携帯(スマホ)のカメラ機能とソーシャルメディアを利用しているユーザーはどこに流れるのか。コンデジはそうしたユーザーを取り入れようとしているようだ。ただ、日常生活に密着した映像が多く、趣味的な要素も入るため特定用途に特化した製品となり、結果バラエティに富んだラインナップになってくるということであろう。

一方デジタル一眼は、ミラーレスが登場することで手軽になり、ライトなユーザーが増えるとともにマウントアダプターによりメーカーやマウントに関係なく新旧のレンズを装着できるようになり、新たな趣味の方向性が開けたといえるだろう。特に2012年からキヤノンも参列に加わり一つの流れができたといえる。数年前までのデジタル一眼による動画撮影は半ば当たり前となり、動画撮影を全面に出したアピールはなくなり、デジタル一眼の当然の機能となってきた。今年は35mmフルサイズのセンサーや高感度化、高画素化へ向かっている。

レンズもそうした背景もあり、手軽な製品だけでなくよりクオリティを追求したレンズが各社から出展されている。特にミラーレスが普及するにあたりメーカーをまたいで装着可能となったことも要因としてあるだろう。

さて、開催初日はこうした特徴的なコンデジのほか、デジタル一眼やレンズを中心に取り上げてみよう。

今年はアクションカメラや自分撮りなど、バラエティに富んだラインナップ

■パナソニック | LUMIX CM1
CP2015_01_0446

2090万画素の1インチCMOSセンサーを搭載しており、2cmほどの厚さで35mm判換算28mmの5群6枚構成のレンズを搭載している。マニュアルフォーカス機能やフィルターの装着が可能で、電子コンパス、加速度、ジャイロ、照度、近接、気圧と言ったセンサーや無線LANとBluetoothによる通信機能のほか、4G(LTE)、3G(WCDMA)、2G(GSM)に対応しておりGPSも備えている。携帯電話としても機能するので、スマホとカメラが合体したような製品といえる。

■エプソン | スマートグラスMOVERIO BT-200AV/BT-200
CP2015_01_0678

単に大画面を視聴できるだけでなく画面と同時に周りの状況も見えるほかOSとしてAndroidを搭載しているので、各種アプリで様々な楽しみ方が可能。

■オリンパス | AIR A01
CP2015_01_0827

スマホをファインダーとして利用するという発想は他社にもすでにあったものだが、OLYMPUS AIRをコントロールするSDKや製品のCADデータがオープンとなっており、自分なりのカメラを構築することが可能。この試みは「OPC Hack & Make Project」と称しコミュニティサイトが用意されている。

■キヤノン | EOS 5Ds R
CP2015_01_0105

35mmフルサイズ約5,060万画素のCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ。ローパスフィルター効果をキャンセルした、EOS 5Dsの高解像バージョン。

■ニコン | 天体撮影専用の超高精細モデルD810A
CP2015_01_DSC_0379

D810と同様に光学ローパスフィルターレス仕様だが、撮像素子前面にある光学フィルターのHα(エッチアルファ)線の透過率をD810比で約4倍に引き上げており、一般的なデジタル一眼レフカメラでは撮影が難しいHα線の波長で発光する星雲を鮮やかに赤く写すことが可能だ。

■Carl Zeiss | Otus 85mm F1.4
CP2015_01_0547

非球面レンズや異常部分分散性の特殊ガラスを採用することで、優れた描写性能を達成した中望遠レンズ。FマウントおよびEFマウントが用意されている。4月発売予定。


[CP+2015] Vol.02

[ Category : , ]
[ DATE : 2015-02-13 ]
[ TAG : ]

この記事に関連する記事一覧

ibc2016_top06

[IBC2016]Vol.06 IBC2016から見えた未来予想の景色

txt:石川幸宏 構成:編集部 コンテンツデータセンターとしての放送局再構築 今年のIBC2016における開催6日間(8日~13日)の登録来場者数合計は55,7... 続きを読む

ibc2016_top05

[IBC2016]Vol.05 トレンドウォッチ@IBC2016 Part04

txt:石川幸宏 構成:編集部 アドビ システムズ 今回のIBCでアドビ システムズ社は、Adobe Creative Cloud(CC)の次期バージョンアップ... 続きを読む

ibc2016_top04

[IBC2016]Vol.04 トレンドウォッチ@IBC2016 Part03

txt:石川幸宏 構成:編集部 ソニー IBCでは毎年、13ホールをほぼ全て使用して展示を行うソニーブース。この数年全ての展示会で「Beyond Definit... 続きを読む

ibc2016_top03

[IBC2016]Vol.03 トレンドウォッチ@IBC2016 Part02

txt:石川幸宏 構成:編集部 ライカ(CW Sonderoptic) ライカは、同社の名機Leica Mレンズにシネマ用のギアピッチの標準値である0.8M(モ... 続きを読む

ibc2016_top02_b

[IBC2016]Vol.02 トレンドウオッチ@IBC 2016 Part01

txt:石川幸宏 構成:編集部 ブラックマジックデザイン IBC2016では、歴史ある名門企業2社の買収を発表した。まずは同じオーストラリアのデジタルオーディオ... 続きを読む

IBC2016_Top00

[IBC2016]Vol.00 HDRが一気に活況、実用IP化への更なる進展へ

txt:石川幸宏 構成:編集部 進展するIP化への波と、ワークフロー・リノベーション 9月初旬としては例年になく日中汗ばむほど気温が高いオランダ・アムステルダム... 続きを読む

QBEE2016_top_02

[QBEE2016]Vol.02 九州放送機器展開催〜歩けば見つける注目の製品たち!

txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部 キヤノン キヤノンブースはAfter NAB及び関西放送機器展とほぼ同... 続きを読む

QBEE2016_top_01

[QBEE2016]Vol.01 九州放送機器展開催〜ますます盛り上がる!今年も九州が熱い!

txt/movie:MonkeyHills(岡英史&猿田守一) 構成:編集部 夏と共にやってくる九州放送機器展 毎年、夏本番と共に開催されるのが、九州放送機器展(QBEE)... 続きを読む

GGE2016_top00_1

[Digital Cinema Bülow V~CineGear 2016]Vol.00 ハリウッド映画の歴史と技術の変遷を垣間みるCine Gear Expo開催

Panavision x Light Iron × REDが産んだ8Kデジタルシネマカメラシステム「DXL」 ハリウッド映画の歴史と技術をもう一度考えてみる 2月の特集... 続きを読む

特集記事

IBC2016 IBC2016
オランダ・アムステルダムで開催された欧州最大の映像・放送の展示会IBC2016をレポート。
SIGGRAPH2016 SIGGRAPH2016
世界最大のコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術の学会・展示会SIGGRAPH2016ををレポート。
QBEE2016 QBEE2016
九州放送機器展(QBEE)をいつもの会場練り歩き方式でレポート。
InfoComm2016 InfoComm2016
イベント系オーディオビジュアル機材+コンテンツ制作関係などの専門総合展示会 InfoComm2016をレポート。
Digital Cinema Bulow III Digital Cinema Bülow V
映画撮影機材の専門展示イベント「Cina Gear Expo 2016」のレポート。デジタルシネマのいまを探っていく。
After Beat NAB SHOW 2016 After Beat NAB SHOW 2016
放送が始まった4Kやそれに伴うHDRなどのトレンドを中心として各メーカーの出展製品をみていく。
NAB2016 NAB2016
米国ネバダ州ラスベガスにて開催される世界最大の放送機器展覧会 2016 NAB Showをレポート。
SXSW2016 SXSW2016
米国テキサス州オースティンで開催された、SXSW(The South by Southwest:サウス・バイ・サウスウエスト)をレポート。
CP+2016 CP+2016
カメラと写真の総合展示会、CP+2016をレポート。
Digital Cinema Bülow IV Digital Cinema Bülow IV
パナソニックの新たなシネマカメラ・ラインナップ「VARICAM LT(AU-V35LT1G)」をレポート。
CES2016 CES2016
世界最大の国際家電見本市、2016 International CESをレポート。
PRONEWS AWARD 2015 PRONEWS AWARD 2015
2015年は映像業界にとってどのような年だったのか。PRONEWS AWARDで部門ごとに振り返る。
Inter BEE 2015 Inter BEE 2015
千葉幕張メッセにて開催されるInterBEE2015をレポート。
InterBEE2015の歩き方 InterBEE2015の歩き方
目的に合わせたブースをピックアップし、最小限の力で最大の効果が得られる最強の「Inter BEE 2015の歩き方」を紹介。
CEATEC2015 CEATEC2015
日本で最大のIT・エレクトロニクス先進技術の展示会 CEATEC JAPAN 2015をレポート。

トップ > 特集 > [CP+2015]Vol.01 「FOCUS!フレームの向こうにある感動」〜各社から特徴のある新製品が多数出展される