Avidブース動画

360°全天球動画

RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

Avidブースレポート

Avidは「無限の可能性」をテーマに、Avid MediaCentral Platformのクラウド対応による4K/IP対応のワークフローの展開を中心にMediaCentralのクラウドへの拡張展開、Pro Tools | HDおよびS6でのネイティブDolby Atmosミキシング、Avid NEXISストレージの機能向上や最大容量の増加、EVSとのアライアンスパートナーシップの発表を行った。

Avidは4年前に提唱したAvid Everywhere構想の次の展開として、Avid MediaCentral Platformのクラウド対応を発表。MediaCentral | UXによりMedia Composer、Media Composer | Cloud、Interplay | Production、Interplay | MAM、iNEWSのほか、サードパーティ製のソリューションとの連携にも対応。クラウドベースでクリップの検索や再生、シーケンスのログと作成、マーカーの追加、メモの作成、メッセージ送信、プロジェクトに対するあらゆる場所からのコラボレーションおよび編集やオーディオのモニターおよびミックスなどを可能としている。これらはSD、HD、4Kフォーマットにこだわらずに利用でき、あらゆるプラットフォームに対応する。

MediaCentral Platform上では、アーカイブ、メディアアセット管理システム、制作アセット管理システムの全体に渡って話し言葉やフレーズが含まれる該当クリップを検索・特定することができる検索プラットフォーム「Avid Dialogue Search」や、キャプション、ビデオ、台本、言語を検証するためのファイルベースの品質保証システム「Avid Illuminate」を新サービスとして開始する。会場では個々の製品の新機能を紹介するとともに、これらの製品を組み合わせた各種ソリューションが紹介されていた。

スタジオプロダクションのコーナーではFast Turnaround Workflow、Channel Branding&Playout、Vidio OverIP&UHDの3つのカテゴリー別にワークフローを紹介

Newsroom&News Productionのコーナーは、Story-Centric News ProductionやEnterprise Media Managementといったカテゴリーでソーシャルメディアなどを含む様々な素材の管理や送出までのワークフローを披露

Newsroom&News ProductionのコーナーのEnterprise Media Managementでは、「MediaCentral | UX」や「Interplay | MAM Production」、「Interplay | Production」、「One Archive、Maestro GMAM」、「MediaCentral | UX Connector for Adobe Premiere Pro」を組み合わせた放送局の報道向けのソリューションを紹介。「MediaCentral | UX」のクラウド対応により、クラウド上でのユーザー管理やメディア管理、検索機能の充実などが図られている

「Media Composer | Cloud VM」や「Media Composer | Cloud Remote」、「Maestro、Social Medeia Hub」などによる「Avid in the Cloud」。クラウドホスティングプラットフォームとして、Microsoft Azureを利用することでクラウド上での共有や作業の連携などが可能

無償提供となった「Media Composer | First」。SD/HDのビデオ4ストリーム、オーディオ8chに対応

「Pro Tools HD」のDolby Atmosインテグレーションにより、映画、TV番組、音楽、ビデオゲームなどの業界で主流のイマーシブオーディオ用フォーマットでの大規模マルチチャンネルミックスも簡単に取り扱うことが可能に

Dolby Atmos対応の「Pro Tools」だが、他のアーティストを検索してつながり、まるで同じスタジオ内で作業しているかのようなコラボレーションやテキストチャット機能などを使ってプロジェクトを同時に作業したり、オフラインで更新を投稿することが可能

「Avid Artist | DNxIQ」は12G SDI、光、HDMI、XLR、コンポーネント、コンポジットなど、さまざまなインターフェースをサポートしており、SDから4Kまでの広範なフォーマットをサポートする新しいハードウェアインターフェイス。MacやWindows PCとThunderbolt 3もしくはPCIeで接続可能

4K対応ビデオサーバー「PlayMaker4K」。SDIのほかIPのインターフェースを備えており、4Kビデオインジェストや追っかけ編集などが可能

リアル画像やCGなどを組み合わせて大型ディスプレイなどに表示するソリューション「ビデオウォール」