Avid NoLiO

開発コーナーではノンリニア用リアルタイムテロッパー「Avid NoLiO」のデモが行われていた。アビッドブランドの製品だがIMAGICAデジックス自体が開発したソフトだ。Avidノンリニア編集システムに連動し、リアルタイムにテロップを描画しながらタイトル作業が行える。Avidノンリニア編集システムからの出力映像にリアルタイムにテロップを合成し、レンダリングの必要がなく、HD-SDI出力を行うターンキーシステムだ。

imagica-digix-1.jpg デモではAvid SymphonyからNoLiOでテロップを入れるデモが行われていた。SymphonyとNoLiOのタイムラインが同期して動いている

Vizrt

Vizrtは放送用2Dやお3Dリアルタイムグラフィックスを提供するソリューションだ。CNN、CBS、Foxといった一流放送局で使用されている。その中のコンテンツ制作モジュール「viz artist」を使えば、短時間でリアルタイムグラフィックスを作成できる。オンエア用のタッチパネルモニタと連動をすることが可能で、タッチパネル上からマルチチャンネルビデオサーバー「VENICE」を制御することも可能。テレビ番組の中で、司会者がタッチパネルを使うという演出に多数使われているという。デモで使われていたディスプレイはマルチタッチに対応した65インチのディスプレイだが、シングルタッチでいいならば、パナソニックやシャープなどのものが使えるという。

imagica-digix-2.jpg オンエアグラフィックスを作成するViz Artist

imagica-digix-3.jpg 番組内の演出にも使えるタッチパネル。グラフィックで作られたボタンなどを直接タッチすると、映像の再生が始まる。また、マルチタッチで映像の拡大といったことも可能

imagica-digix-4.jpg 4チャンネルビデオイン-アウト対応の放送業務に最適なマルチチャンネルビデオサーバーDVS「VENICE」