ナックイメージテクノロジーはARRIの新製品としてALEXA Mや2機種のアルーラズームレンズおよび、ローコストなミニマットボックスやミニフォローフォーカス、ARRI LEDフレネルスポットライトLシリーズ、ARRI 新型光学系搭載 パースポットHMIライト M40を新製品として国内初披露したほか、ナック 高画質HDハイスピードカメラHi-Motion II などを出展した。

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ALEXAのシリーズはALEXA、ALEXA Plus、ALEXA M、ALEXA Studioの4機種がラインナップされ、用途に応じた運用が可能となった。また、Avid DNxHDに対応したことで、HDカメラとしての運用やデジタルシネマのオフライン編集をAvidを使って行うことが可能となった。また、SxSメモリーカードにProRes フォーマットで120fpsでの撮影も可能。

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ALEXA Mのヘッド部分は質量3kg以下、レンズマウントはPLマウントを採用している。。

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ALEXA Mの本体は他のALEXAと同様な作りで、撮像ブロック部分だけを分離したようなイメージだ。

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ALEXA Mは、3Dのリグへの装着などを考慮して設計されたもので、カメラヘッド部分と本体が分離したタイプ。ヘッド部分と本体とはファイバーケーブル1本で接続される。

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ZEISS マスタープライムにはすでに25/35/50/75mmの4本があるが、新たに135mmがラインナップに加わった。

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IBCで発表となったARRI/FUJINON Alura ズームレンズ。左がARRI Alura 30-80mm/T2.8、右がARRI Alura 15.5-45mm/T2.8。

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ARRI ローコストミニマットボックスMMB-2とARRIミニフォローフォーカスMFF-2。

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PLマウントカメラにB$マウントレンズを装着する事ができるマウントアダプターIBE Optics HDx35。

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池上通信機の協力の下で開発されたナック 高画質HDハイスピードカメラHi-Motion II 。スロー映像再生中の同時録画が可能なほか、スローとライブの同時収録、フリッカーコレクション機能、3D撮影同期機能などを搭載している。