Thomson Canopus はAVCHD編集機能を強化したノンリニアビデオ編集ソフトウェアEDIUS Pro 5の最新バージョンであるEDIUS Pro 5.5をGrass Valleyブースにて発表したほか、10項目を超える機能強化を行ったスポーツイベント中継や報道中継向けのコントローラーK2 Dyno、XDCAM、AVC-Intra形式にも対応可能になった送出サーバーK2 Summit、アップ/ダウンコンバートなど30種類の新機能が追加されたインテリジェントディスクレコーダー T2 Service Pack2などが出品された。

EDIUS Pro 5.5は、ネイティブAVCHD編集におけるリアルタイム性能を大幅に向上。Core i7 CPU搭載PCで3ストリーム以上のAVCHD映像をリアルタイムで処理することが可能となった。また、Windows 7の32/64bit版における動作を正式にサポートしている。

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K2 DynoはVer.1.5になり、2倍以上の動作速度の向上と操作性の強化を実現した。これにより、K2 Summitの機能を余すことなく引き出すことができる。

K2 Summitは、サーバー内の画像を編集機で時差取り込みやプレビュー行うK2 Connect機能やHD/SDの混在、ファイナルカットとの連携機能が搭載され、より広いファイルフォーマットに対応できるようになった。

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モジュラーコントロールパネル方式を採用すろことで、1M/Eから4M/Eまでを自在に構築できるプロダクションスイッチャーKayenne 。