朋栄ブース動画





朋栄ブースレポート

FOR-A for a 4K Futureをテーマに高速度カメラやスイッチャー、ルーター、プロセッサー、マルチビューワー、CGなど4Kを中心とした取り組みをプレゼンテーション形式で紹介。

今回のNABでの初出展製品としては、フル4K高速度カメラFT-ONE、MXFクリップサーバーMBP-120SX/125SX、HD/SD/アナログ混在 高精細マルチビューワーMV-1620HS、マルチパーパスシグナルプロセッサーFA-9520、HD/SDビデオスタビライザーIVS-710HSのほか新機能が追加されたHANABIシリーズ2M/E~3M/EビデオスイッチャーHVS-4000HSAなど。

高感度グローバルシャッター方式のCMOSカラーセンサーを搭載した4K高速度カメラFT-ONEは、4Kで最大900コマ/秒までのスーパースロー撮影を実現。TV Technology Europe誌「STAR Award」やTVB Europe誌「Best of IBC 2012」賞などを受賞している。会場では、4K特設シアターにおいて4Kスーパースロー映像を上映したり、実際の撮影デモが行われた。

今回新製品として出品されたスイッチャーやプロセッサーではネットワーク経由のコントロールが可能となっており、Webブラウザーからアドレスを指定することで設定画面を表示でき、コントロールするPCには特別のソフトなどをインストールしなくても使用できるようになっている。

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4K高速度カメラFT-ONE。高速度撮影では1コマあたりのシャッター速度も早くなるため相対的に光量が不足しがちだが、高感度のセンサーと動体歪のないグローバルシャッター方式を採用することで、高速度撮影時のこうした問題をクリアしている。会場では高速度撮影だけでなく、4K映像からHDへの切り出しシステムとの連携もデモしていた。 130411_fora_113.jpg

マルチパーパスシグナルプロセッサーFA-9520。FA-9500をベースにデュアルチャネル化を実現。ラウドネスコントロールオプションも用意されている

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HD/SDビデオスタビライザーIVS-710HS。カメラで発生した映像の揺れを電気的に補正でき、収録済みVTR のブレ補正も可能。 カメラのパン、チルトの動きは維持したままブレのみを補正する。IVS-700HS 後継モデル

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LTOサーバーLTS-50。ファイルベース運用に向けた小型化、ローコストモデル。LTRシリーズで好評の機能を継承し、プロキシ映像自動生成やパーシャルリトリーブなど、アーカイブに必要な各種機能を搭載

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LTOサーバーLTS-50のマネジメントシステム。Webブラウザーからアドレスを指定するだけの簡単な操作でプロキシやロールごとの検索などが行なえる