Avidブースレポート

Avidは、新機能を搭載したMedia Composer 7や新たなAvid Audio Engineを搭載したPro Tools 11のほか、MacおよびWindows対応のPro Tools Expressソフトウェアが同梱されているポータブルオーディオインターフェースAvid Fast Track Solo / Duoなどを出展した。正面のセンターステージではInterplay、ISISを核としたトータルワークフローなどを紹介し多くの来場者を集めていた。

Media Composer 7は2K、4K、5Kのメディアをリアルタイムカラースペース変換による取り込み、Avid Symphonyだけに搭載されていた高度なカラーコレクションツールを搭載したほか、Interplay SphereのMacサポートやPro Toolsから移植されたオーディオ機能の強化などが行われている。

そのほか、新しいデュアルチャンネル構成オプションやスタンドアロン送出エンジンを搭載したAvid Motion Graphics 2.5やAvidのニュース制作ソリューションとの統合により、Webクライアントを統合したAvid Interplay Pulse、SDおよびHDのスローモーション再生が可能なほか、素早いメディア再生、連続録画が可能なAvid AirSpeed 5000 2.5などが披露された。

Media Composer 7

2K、4K、5Kのハンドリングが可能になったMedia Composer 7

Pro Tools 11

64ビット対応により、バーチャルインストゥルメントの同時使用可能数を指数関数的に増加させるとともに、複雑なセッションの使用も可能になったPro Tools 11

Avid Motion Graphics

デュアルチャンネル構成オプションなどによりグラフィックスワークフローの生産性が向上したAvid Motion Graphicsのデモ

Interplay Sphere

Interplay Sphereを中心としたMedia ComposerとPro Toolsによるポストプロダクションでの連携がよりスムースに