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[On Avid]Vol.04 制作環境に求められる安定した共有ストレージ〜「Avid NEXIS」

2016-08-01 掲載

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更に進化したMedia Composer v8.6

OnAvid_vol4_MediaComposer_symphony_UI

先に開催されたNABではMedia Composer 8.5.1が発表され、HDR対応のほか、FrameFlexでのZ軸回転や、メニューを整理しシンプルにしたり、キャッシュによるビデオ編集および再生中のパフォーマンスの向上などが公開されたが、このほどPanasonic AVC-LongGフォーマットのサポート、モノトラックのデフォルトパン、ソースブラウザなど、新機能が多数追加されたVer8.6が公開された。

これにより、パナソニックのAJ-PX380GやAJ-PX270などで収録されたAVC-LongGフォーマットのファイルにおける編集対応のほか、メディア共有ストレージAvid NEXISなどを利用した作業やサードパーティーのソフトで製作された音声ファイルの取り扱いなどで効率的な作業が行えるようになった。

OnAvid_vol4_MC86_PanaLonG

Panasonic AVC-LongGフォーマット対応したが、AVC-LongGをリンクするには6月に出荷されたPanasonicプラグインP2 Plug-in Exv4.5のダウンロードが必要。ちなみにAVC-LongGインポートプラグインAJ-PS004Gは有償で1万円。このプラグインを適用することでAVC-LongG12/25/50の取込みが可能となる

OnAvid_vol4_SourceBrowser

ソースブラウザからインポートやリンクなどが行える。ビン内で右クリックして、入力、ソースブラウザを選択する

OnAvid_vol4_SourceBrowser2

ビンに取り込む前にソースブラウザ上でメディアをプレビューして必要に応じてリンクしたりインポートすることが可能。カメラやモバイルストレージから必要なカットを選択して取り込みが行える

OnAvid_vol4_SourcceBrowser3

選択したメディアをリンクするかインポートするかを指定可能なほか、リンクまたはインポートしたメディアの保存先ビンを指定ができる。プロセスの実行中は、ソースブラウザの下部にインジケーターが表示される

OnAvid_vol4_MC86_SourceBrowser

ソースブラウザ上部のナビゲーションツールとツールバーにはディレクトリ表示。ホルダー間を移動しても一つ前や一つ後に戻ることができるほか、特定のホルダーをホームポジションとして登録可能。ツールバーにはディレクトリ表示があり、ここから更に上のディレクトリに直接行くことも可能で、その場合もナビゲーションツールで参照したところに一つ前や一つ後に戻ることができる。ソースブラウザの左にはエクスプローラ表示され、最近開いたフォルダーの履歴を表示することも可能だ。共有ストレージなどを使った運用では、ホルダーが多くツリーが複雑かつ多岐にわたると自分のいたホルダーがわからなくなったり、ホルダー間の移動が面倒だったり、参照したホルダーを見つけるのが大変だったりするが、この機能により素早い操作が可能になる。

OnAvid_vol4_MC86_NewSelectionMenu02

タイムライン・コンテキストメニューにオプションが追加された新しい選択メニュー。ポジションインジケーターにより右側または左側にあるクリップをすべて選択したり、選択したクリップと同じソースカラーを持つクリップをすべて選択またはソースカラーを持たないクリップをすべて選択できるほか、タイムライン上のOfflineクリップをすべて選択することが可能。タイムラインやプロジェクトの整理が簡単に行えるようになり、プロジェクトの一部分を使いたいとか不要な部分をまとめて削除したりが楽になった。

OnAvid_vol4_HDRMenu01

Dolby Vison(SMPTE ST 2084)などのHDRに対応。もちろん、ARIBやDCI、ACESなどの各種HDR規格にも対応しており、プリセットから選択できるようになっている。

OnAvid_vol4_HDRWaveformMenu 波形表示もHDR1000やHDR10000に対応 OnAvid_vol4_HDRWaveform HDRの波形表示 OnAvid_vol4_MC86_AudioPan

モノトラックのデフォルトパン機能により、パン情報を持っていない、例えば他社のソフトで製作された音声クリップをタイムライン上に置いたときにLRとモノトラックをあらかじめ設定できるようになった。ちなみに、Media Composer v8.6以降で作成されたシークエンスには、すべてのクリップにパン情報が付与され、別のマシンに移動してシークエンスを開いた場合、そのマシンのデフォルト設定に関わらず、オリジナルのパン設定をそのまま再現される。

OnAvid_vol4_MC86_AudioDucking_Menu

オーディオダッキング機能により、特定の音声トラックに対して別のトラックの音量を下げることができる。これにより、セリフのトラックに対して、音楽や環境音など別のトラックのレベルを下げることが可能。

OnAvid_vol4_MC86_AudioDucking 左のダイアログで指定したトラックに対して右のミュージックで指定したトラックのレベルを設定。レベル以外にもスレッショルドやランプタイムなども設定可能 http://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2016/08/OnAvid_vol4_AudioMixerName.jpg ※画像をクリックすると拡大します

オーディオトラック名の設定ができ、トラックセレクターパネルでトラック名を変更すると、オーディオ・ミキサーツール内の対応するフェーダーの名前も連動して変わる。A1、A2、A3~にMusicとかAudienceとか文字表記できるようになった。

http://www.pronews.jp/pronewscore/wp-content/uploads/2016/08/OnAvid_vol4_Insight.jpg ※画像をクリックすると拡大します

オーディオ系はARIB対応のラウドネスメーターや任意のフェーダーをグルーピングできるオーディオグループの作成、サラウンド音声時のチャンネル規格をProToolsおよびSMPTEから選択できるようになった。

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[ Writer : 編集部 ]
[ DATE : 2016-08-01 ]
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