2016年に掲載した注目の製品、話題の製品に関する特集やコラム記事をいくつかピックアップ!「普段なかなか記事を読む時間がない!」という読者の方も、再度この年始にPRONEWSアーカイブをじっくり読んでみませんか?まずは映像業界のトレンドとなった注目の製品を取り上げたオススメ記事をご紹介します。

Point of View

7月16日から新江ノ島水族館(えのすい)にて開催している、夜のスペシャルイベント「ナイトワンダーアクアリウム2016~月光に漂う水族館~」。同イベントは、パート1(7月16日~9月12日)、パート2(9月13日~10月31日)、パート3(11月1日~12月25日)の3つの期間で構成され、季節とともに内容も変化していく。

今回、その裏側を支えるキーマンのお2人、新江ノ島水族館の小宮雅純氏と、同イベントのプロデュースを務める株式会社タケナカの長崎英樹氏に話をお伺いした。


OnGoing Re:View

SonyよりNX5Jの後継機であるHXR-NX5Rが発売された。NX5Jは2010年1月に発表されベストセラーとなり、今でも多くの現場で使われている。昨今4K収録が可能なカメラは話題に事欠かないが、まだまだFHDで十分という現場が多い事は確かだ。そういう現場の声を真摯に受け止めSonyが出した答えがNX5Rなのだろう。今回の型番は、なぜNX6や7ではなくNX5Rとしたのか?Rがなぜ赤なのか?どういう意味があるのか知りたいところだ。


On Avid

ある程度の規模のプロダクションになると、分業作業になるのはもちろんだが、編集に携わる人達も複数になることもよくあることである。例えば、現場収録後ディレクターが現場でNG抜きやOKカットを並べて仮編を行ったり、ニュース取材では現場で取材した映像とともに取材したコメントなどと共にネットで収録素材を配信したり、ファイルベースでの運用になってからテープ(VTR)では不可能だった様々な運用がなされている。


イベント映像演出の世界

株式会社エージーエーコーポレーションは、平成2年に創業し、個人向けの機材レンタルからイベント設営・運営までと、映像音響に関わる幅広い分野で業務を展開している。ケーブル1本のレンタルから、大規模イベントの映像演出までと、あらゆるタイプの現場を見てきた同社だからこそ感じるイベント映像演出のポイントについて、技術部 部長 若井良治氏、技術部 テクニカルサービス課 主任 細田忠克氏、企画営業部 岩田弘道氏の3名にお話を伺った。


VJ再考〜イベント映像演出の世界 特別編

2015年、12月11日(金)と12日(土)にシンガポールで開催されたアジア最大規模のダンス・ミュージック・フェスティバル「ZoukOut(ズークアウト)」。2013年から同イベントに出演をしているVJ MANAMI氏に、海外を含めたVJシーンについてインタビューを行った。

──ZoukOutはどういったイベントなのですか?

MANAMI氏:シンガポールにZOUKというクラブがありまして、そのクラブが主催しているイベントになります。10年以上の歴史があるフェスティバルで、アジア圏だけではなく色々な地域から2日間で延べ6万人を越える来場者が集まっています。ZOUKが国際的にも評価が高いクラブということもあって、知名度と関係なく、呼ばれるアーティストの質が高いことで有名です。ZoukOutに出演したアーティストは、翌年より大きなフェスに呼ばれたり、話題になったりと、ある種、登竜門的なイベントとしても注目されています。


Canon UPs!

今回の最新機能ファームアップでは様々な改善と進化が行われている。とりわけC300 Mark IIでは、これまでのCanon Log、Canon Log 2に加えて、Canon Log 3が搭載されたことは、従来のEOS C300からのユーザーにとっては最も気になるところだろう。ここでは最新ファームウェア機で、Canon Log 3の検証のためのテスト撮影を試みたので、その結果からCanon Log 3のポテンシャルを分析してみたい。


[VARICAM Story]

今年の3月に発売となったVARICAM LTは、VARICAM 35と同じMOSセンサーを搭載しており、14+ストップのワイドレンジかつ広色域で4K解像度の映像を収録可能なカメラだ。今回、VARICAM LTユーザーである撮影監督 倉田良太氏と、パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 イメージングネットワーク事業部 商品戦略企画部の岡林孝志氏に、カタログスペックに記載していないVARICAM LTの魅力的なポイントを交えてお話をお伺いした。


Back UP↑

4K収録が一般化しつつあるなか、ファイル容量の増加や記録デバイスの信頼性、ワークフローの効率化などが課題となっている。記録デバイスは大容量かつ高速なメモリーが開発され、収録での圧縮コーデックも効率の良いものを採用し、単純にHDの4倍というわけではないものの、HDより大容量かつ高速転送が必要なことには変わりはない。

番組制作では現状HDが基準とはいえ、番宣や衛星放送のために収録は4Kで行うことも増えているという。そこで今回、4Kワークフローにおける記録デバイスについて、数多くのテレビ番組を手掛けるマリモレコーズの江夏由洋氏にお話をお伺いした。


はじめてのEDIUS Pro 8

今回インタビューに答えてくれる江上さんは現在都内にある女子美術大学に通う4年生。専攻はプロダクトデザインであるがサークルでイベントの運営を行うため映像制作なども手掛ける。将来は絶対映像に関わる仕事に就きたいということで、テレビ制作会社などで制作のアルバイトも行っている。就職活動の最中、大手広告代理店にいくつか内定し、CM制作など夢に一歩近づいた。そんな映像が好きが高じて将来の道を選んだ一人として今回はEDIUS Pro 8を体験してもらった。


In Focus

今年上旬、中目黒の駅から歩いてすぐの場所に、映像プロダクション「エルロイ」の新オフィスがオープンした。話題の広告や様々なジャンルのムービーを数多く制作してきた同社は、まだ設立5期目。35歳の代表取締役・和田篤司氏を筆頭とする平均年齢28歳の若き制作集団だ。勢いに乗る彼らが目指すのは「映像の作り方を変えること」。従来の手法に縛られず、次世代を見据えてトライをくり返す彼らの変化と進化の過程は、刺激的だ。



[年末年始イッキ読み!] Vol.02

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PRONEWS編集部による新製品レビューやイベントレポートを中心にお届けします。